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ドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日版)の感想

企業買収屋の鷲津(綾野剛)が主人公のドラマ『ハゲタカ
最初は見るつもりなかったんだけど嫁がおもしろそうってい言うから見てみたら面白かった。
こういうビジネス系のドラマもすんなり見れる年齢になってきたなあと自分で思うw

『ハゲタカ』について

真山仁の小説をドラマ化したもの。
この『ハゲタカ』は2007年にNHKでドラマ化、そのあと映画化もされているみたい。
そして10年経った今、テレビ朝日系であたらしくドラマ化した。

今回のドラマは3章構成。
3章目は今回のドラマのために真山仁が書き下ろしたとのこと。
平成が終るうんぬんの話が入ってたのってそういうことだったのね。

『ハゲタカ』の感想

鷲津はホライズンジャパンという外資系ファンドの代表取締役。
外資の企業買収家ということで日本の企業には「ハゲタカ」呼ばわりされていたけど、実際は腐った日本企業の膿を出すという目的で買収していた。
鷲津自身は実利、つまり利益ばかりを追い求めず自分自身の目的があったから、ホライズンジャパン内で裏切りにあったりもするんだけど、鷲津自身は物ともせずに何度でも蘇って結果を出していく。

僕としては2章のPCメーカーファインとの戦いがすごく好きだった。
ファインの社長の滝本(高嶋政伸)とのバトル。
滝本は土下座から泣き落としからお金を使って人の心をつかもうとすることまでなんでもする。
高嶋政伸さんの演技がまた見ものでめちゃくちゃ凄かった。

でも鷲津自身はお金だけが目的ではないから何をされてもブレないのよね。
『ダークヒーロー』という表現がぴったりのキャラクターだった。

僕も経済ドラマが面白く感じる年齢になってきたかって思う

昔はこういう経済ドラマって好きじゃなかった。
好きじゃないというか、知らない単語が多すぎるし現実味がない風に感じてしまっていた。
でも僕自身も年齢を重ねることで「普通にこういうのって起こってるんだろうなあ」っていう風に捕らえられるようになった。

ドラマではないけど経済モノと言えば「島耕作シリーズ」。
僕は島耕作が結構好きで、昔からあまり意味が分からん感じでもふわっと読み続けてた。
なんか凄そうなことしてるなーみたいな、僕も大人になったらあんな風に人間関係で揉めながら仕事するのかなあみたいな。
そもそも社会人むずかしそうだなあみたいな。

島耕作も今読むと内容がすごくよく分かる。
時代背景の差はあるけれども、自分が島耕作の立場だったらどう立ち回るかなあと読みながら考えたり。

まあ島耕作は恋愛要素多いのと、女性に大ピンチを救ってもらえすぎな感じもあるけどw

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