※表記は「NEWコントロール」設定のものになります。
みっきい(@iwtpg)です。
FIFA20における守備の基本の話をまとめます。
FIFA20をやってて「攻撃は楽しいけど守備の仕方が分からん!」
そんな人も多いと思います。
サッカーを見てるとき得点シーンは記憶に残りやすいけど、守備ってどうなってるか分かり辛いですよね。
だからFIFA20をプレーしていて攻撃のときは楽しいけど、守備の仕方が分からなくてディフェンスをズタズタにされるっていうのは初心者あるあるだと思います。
でも守備って実はめちゃくちゃ楽しくて、守備がハマッたときって相手の自由を奪ってゲームをコントロールしてる感じになるんですよ。
守備の考え方やFIFA20における設定、操作についてまとめますので、守備の楽しさを知って貰えたら嬉しいです。
守備の基本について覚えたら自分独自のディフェンススタイルを作ってもらえたらなと思います。
Contents
現代サッカーのディフェンスの基本
まずはFIFA20の話の前に、サッカーにおけるディフェンスについて知っておきましょう。
そもそもサッカーにおける守備とはなにか
まず「守備ってなんですか?」って聞かれたらどう答えますか?
「失点しないようにすること」っていう方もいれば「相手からボールを奪うこと」っていう人もいます。
昔はゴール前に人数を集めて守備をするということが多かったですが、最近では「前からの守備」と言われる前線でボールを奪いに行く守備スタイルのチームも増えてきました。
高い位置でボールを奪ったら一気にシュートまで持っていけますからね。
その一方で下がって守備することを「リトリート」と呼び、格上のチームと戦うときや点差でリードしているときによく使います。
このように守備と言っても色んな形があるし、チームの狙いや試合の状況によって変わってきます。
ゾーンディフェンスとマンツーマンディフェンス
守備には「ゾーンディフェンス」と「マンツーマンディフェンス」があります。
マンツーマンディフェンスは人に食いつくのでスペースが生まれやすく、現代サッカーではゾーンディフェンスが基本になります。
FIFA20でもゾーンディフェンスでブロックを作ってスペースを埋め、その上で複数人で囲んだり、チャレンジアンドカバーでボールを奪いに行くという形になります。
ゾーンディフェンスは4-4-2が基本
ゾーンディフェンスは4-4-2のフォーメーションが基本になります。
最終ライン4枚、中盤4枚。
そこにFW2枚が守備に絡むか、カウンターの基点として前に残る形ってバランスがいいからです。
まずは4-4-2の後ろの4-4でしっかりブロックを作ることを意識します。
すると縦パスのコースも切れるし、ドリブルで仕掛けてきても密集地帯を作ることで囲んで奪いやすくなります。
そしてボールを奪ったらFWにパスを当てて、味方が上がる時間を作ったり、単独突破を狙って攻撃に移ります。
守備で悩んだらまずは4-4-2でスカッドを組んで基本を覚えてみてください。
4-4-2以外の守備
4-4-2をベースに他のフォーメーションを考えてみましょう。
例えば中央の守備を増やしたいなと思ったらFWを1トップにして5バックか3バックにします。
またはボランチを3枚にして中盤守備の厚みを作ります。
他には4-4-1-1の形でFW1枚を1列下げて、前線から攻守のバランスを取るのもお勧めです。
2トップだと2枚とも守備に下りてこなかったり、2枚とも守備に下りてきたりっていうのがあるので、最初から1枚を下がり気味にしちゃうという考え方です。
他にも4-3-3のように守備の枚数を減らすリスクを取りつつ、カウンター時の火力を上げるために3トップにするやり方もあります。
カウンター攻撃力の迫力を見せ付けることで、相手が攻撃のときに人数を掛けるのを怖がらせる作戦です。
FIFA20では試合中にフォーメーションを変える『ダイナミック戦術』というシステムがあります。
これを利用して守備時は4-4-2、攻撃時は他のフォーメーションに変えるのも面白いです。
FIFA20の守備の操作と設定について
ここからはFIFA20における具体的な守備のやり方です。
操作と設定の両方を紹介します。
パスコースを切る
守備の基本として「パスコースを切る」というものがあります。
特に前へのパスである「縦パス」は切る意識を持たなければなりません。
例えば「バイタルエリア(※DFとMFの間のエリア)」は守備側にとって危険なスペースになりますが、このポジションに居るFWに縦パスが入ると失点の可能性が高くなります。
縦パスは攻撃のスイッチでもありますので、逆に言うと縦パスをカットできれば相手の攻撃はシャットダウンすることができます。
パスコースを切るときはCDMの設定で「パスコースを切る」「中央をカバー」にしておくのがお勧めです。
また自分で操作する場合はパスコース上に位置するように立ち回ります。
CDMが2枚なら1人は「攻撃時に上がらない」に設定しておくのもお勧めです。
バイタルエリアを消す
パスコースを切るときの話でも書きましたが、バイタルエリアは危険性が高いエリアです。
バイタルでFWに前を向かれるとドリブル突破、ミドルシュート、ワンツーでの突破など失点の危険性が高まります。
これもCDMの設定で「中央をカバー」にしておくのがポイント。
CDMで最低1人は「攻撃時に上がらない」に設定しておけば、バイタルエリアがぽっかり開くことが減ります。
操作のコツはとにかく中央のスペースを埋めてしまうことです。
初心者にありがちなのが人に食いつきすぎて中央のスペースが開いてしまうことですね。
特にカウンターを食らったときにバイタルエリアを使われることって多いので注意しておきたいです。
チャレンジアンドカバーを意識する
チャレンジアンドカバーとは守備の基本で、1人は後ろでカバーしてもう1人がボールを奪いに行く形のことです。
例えばFWに対してセンターバックが後ろをカバーし、ボランチがボールを奪いにアタックするみたいな流れです。
カバーを置けばチャレンジの選手がかわされても後ろには1人いることになりますよね。
逆にカバーが居なければチャレンジの選手がかわされると大ピンチっていうことです。
相手に詰め寄ったり、□ボタン守備でタックルに行くときは必ずカバーがいるときにする事。
特にカウンターを喰らって後ろの人数はカバー優先で、人数が揃ってからチャレンジに行くようにしましょう。
タックルのコツ
タックルと言うと□ボタン守備を思い浮かべますが、□ボタンを押さなくてもボールに触れさえすれば奪うことができます。
なので相手ドリブルの際にボールが足元から離れたタイミングだったり、左右への切り返しを読んでボールに向かって走ればそれだけでマイボールにすることができます。
□ボタン守備はかわされると予備動作が発生しますが、□ボタンなしでのボール奪取はかわされても隙がないのでそのまま守備を続けることができます。
□ボタン守備と、ボタンを押さない守備を使い分けてみてください。
守備の位置。ボールの取りどころを考える
最後に守備全体の考え方です。
高い位置か、中盤か、ゴール前か
ボールの奪いどころを高さで見てみます。
高い位置で奪う、つまり相手のディフェンスラインにプレッシャーを与えて奪ってしまう。
もし奪うことができたら一気にチャンスになりますが、運動量と相手のディフェンスを自由にさせない整備された守備が必要になります。
低い位置、つまりゴール前での守備は運動量を抑えることができますが、相手ゴールまでの距離が遠いので攻撃に繋げにくいというデメリットがあります。
また、ゴールに近いっていうことはこぼれ球を詰められるなどのリスクも発生します。
それぞれのメリット、デメリットを把握しつつ、試合の流れの中で高い位置でボールを奪いに行ったり、低い位置に下がって(リトリートして)守ったり、またその中間の考えとして中盤で奪いに行ったりします。
中央で奪うか、サイドで奪うか
次は横で見てみましょう。
中央に誘い込んでボールを奪う方法と、サイドに追いやってボールを奪う方法です。
中央に誘い込むメリットは、中央のほうが守備の人数が多い点。
そして中央で奪うとカウンターに行きやすいというメリットがあります。
サイドに追いやるメリットは進行方向が限られるので、相手のドリブルやパスの方向が読みやすい点にあります。
中央だと左右どちらにでもパスを出せますが、サイドだったら片方にしかパスが出せないので読みやすいのです。
サイドで奪うならばサイドバック、サイドハーフに守備力やスピードがあるとやりやすいです。
FIFA20におけるの守備の考え方
FIFA20だからこその守備の考え方も紹介しておきます。
FIFA20はクロスボール、ハイボールからのシュートが弱体化しています。
つまり
- クロスを上げさせてもいいからサイドに追いやるほうが失点しにくい。
- クロスではなくカットインから直接シュートを狙う人が多いので、ドリブルの切り替えしを読んで奪う。
- クロス弱体化で中央突破を狙う人が多いので、DFは高さよりもスピードが重要になる。
ことを覚えておくと失点を減らしやすいです。
もちろんPA内でドフリーの選手を作ってしまうと、グラウンダークロスだったり浮き球をワントラップしてからシュートを撃たれますので、なんでもかんでもクロスは上げさせて良いってわけじゃないのだけは覚えて起きましょう。
また、FIFA20はキーパーとの1vs1が前作より決まりやすくなっているので、いかに中央を破られないかっていうのが大事になってきます。
相手の攻撃パターンを読み解く
ディフェンスにおいて大事なのは相手の攻撃パターンを読み解くことです。
- ドリブル主体か、パス主体か
- ボールを保持しながら攻めてくるか、縦に素早くボールを入れてくるか
- 相手の攻撃の主軸はどの選手か。その選手を消すにはどうしたらいいか
- どんなフィニッシュパターンを狙っているか
などなど、それも90分という流れで変わってきます。
守備のやり方だって代えて行かなければなりません。
- 高い位置からボールを奪いたいが相手CBに足元の上手い選手がいる→ボール奪取位置を中盤まで下げる
- サイドチェンジを多用される→パスを受ける選手に素早くチェックに行く
- FWにフィジカルの強い選手がいてポストに使われる→FWに入る縦パスを切ってパスを入れさせないようにする
- ウイングに快速の選手がいる→サイドバックを「攻撃時に上がらない」設定にしてサイドの守備を固める
サッカーにはそれぞれ答えがあり、試合の流れの中でそれを読み解きながら守備をしていくのが大事になります。
その読み解き自体が守備の面白さですし、サッカーの楽しさなんですよね。
攻撃も相手の守備意図を読みながら行いますし、守備も相手の攻撃意図を読みながら行います。
だから守備が上手くなると攻撃のアイデアも増えてきて、考えながらディフェンスを続けていたら最終的に攻守両方が上手くなります。
ぜひ守備を学んでサッカーの面白さ、FIFA20の面白さをつかんでいただけたら嬉しいです。
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