スプラトゥーン3のスプラシューター(通称スシ)の立ち回りの考察記事です。
スプラシューターはスプラトゥーンで最もオーソドックスなブキと言っていいぐらい万能的なタイプのブキです。
これは「スプラシューター」。
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) May 2, 2022
扱いやすさを保ちながらも、様々な面で平均以上の性能を持つ、シューターの中でも基準と言えるブキだ。
バンカラ街で使用されているものは、新たに開発された3次曲面を使ったフレームにより、壊れにくさとメンテナンス性の向上が図られている。 pic.twitter.com/fSrcCuEKaj
キルを取りやすく、塗りやすく、サブとスペシャルのバランスも良くて遠距離、中距離、近距離と幅広く戦うことができます。
スプラトゥーン3初めての人がとりあえずブキに悩んだらスプラシューターを使ってみましょうって言うぐらいの万能性です。
メインは塗りやすさ、キルの取りやすさ共に優れたシューター系。
3確(3発当てればキルを取れる)なのでエイム力を身につければどんどんキルを取っていけるブキです。
サブは牽制に使いやすく、中距離の相手を動かしやすいキューバンボム。
スペシャルは遠距離の敵も一撃でキルすることができるウルトラショットになっています。
スプラトゥーンの立ち回りを覚えるのに適したブキとも言えますね。
Contents
スプラシューターのメインについて
メインは3確(3発当てれば1キル取れる)。
1発当たりのダメージは36で、体力は100なので3発でキルを取れます。
射程も程よく長く、連射力もあるので近距離戦では相当の強さがあります。
また塗り能力も高いので自陣を塗りながらビルドアップしたり、タイミングを見て相手陣内に飛び込んで塗り荒らすというプレーも可能。
万能な能力なので戦局に合わせて戦い方を代えることができるのもスプラシューターの魅力です。
弱点はスプラシューターの射程外からの攻撃。
遠距離武器に対しては真正面からマッチアップすると勝てないのでイカセンプクでこっそり間合いを詰めたり、ウルトラショットを溜めてからキルを取るといった戦い方が必要に。
またローラーなどの1確ブキに対しては近寄られると攻撃する前にキルを取られてしまうので、塗り能力を活かしながら距離を詰めさせないようにしたいところです。
万能ブキなので他の武器の長所を押し付けられるとやられることはありますけど、状況を見て戦い方を代えれば対応できるのがスプラシューターのメインです。
スプラシューターのサブ「キューバンボム」について
キューバンボムは投げると地面、壁、天井に張り付いて時間差で爆発するボム。
爆発範囲が広くて直撃すれば一発でキルを取れるサブになっています。
ただ、時間差で爆発するのでキルを取りに行くブキというよりも、キューバンボムの存在を見せつけて牽制するという要素が大きいです。
例えば
- 高台にキューバンボムを投げて敵を移動させる
- 相手が潜伏してそうな場所に投げてセンプクを見破る
- ヤグラに乗せてヤグラの上の敵を降ろさせる
などです。
キューバンボムで牽制し、相手が移動する姿を見つけてメインでキルを取りに行くような流れです。
起爆の遅さを逆に利用しながら使うところがポイントです。
スプラシューターのスペシャル「ウルトラショット」について
ウルトラショットは直撃すれば1確の弾を3発撃てるスペシャルです。
長距離のチャージャーやスピナーを一発で撃ち落とすこともできるので、メインやサブで届かない距離の敵も攻撃することができます。
ウルトラショットは初弾が重要で、初弾を避けられてしまうと2発目3発目を警戒して壁の後ろに隠れられることもしばしば。
またウルトラショットは近づかれると当てにくい攻撃なので、1発目を見て一気に間合いを詰めてくる相手もいたりします。
遠距離からキルを取れる強力なブキではありますが、スペシャルが溜まったらすぐに使うというよりも戦局や敵の位置取りを見て確実にキルを取れるタイミングで発動させることがお勧めです。
立ち回りの考え方
前線キープ型
確定3という攻撃力を活かした前線キープのプレースタイル。
相手陣内に飛び込んでキルを取ったり、ボムを使って相手を下げさせることで味方のラインを上げやすくします。
リスキルとまでは行かなくても高めの位置で暴れることで相手は前に出にくくなりますし、特に接近戦が弱いチャージャーなどの遠距離武器はかなり動きにくくなります。
キルを多く取れればそれだけ勝利に近づきますが、危険なエリアでの戦いがメインになるので上手くキルを取れなければチームの足を引っ張ることにもなりがち。
楽しいけれども集中力が必要なプレースタイルです。
中盤でのビルドアップ
前線よりも少し下がった中盤エリアをキープしながら戦うプレースタイル。
前線に出てこようとする相手を潰したり、中盤の塗りを広げておいて味方が移動しやすくしたりします。
前線キープ型よりもデスしにくいので勝率が安定しやすいスタイルでもあります。
どのタイミングで前線に飛び出すかや、味方の配置や相手の位置取りを意識しながら戦う戦術眼も必要だけど、味方をフォローしながら決定的な仕事もできるスタイルなのでやりがいがある戦い方です。
ウルトラショットを活かしたヒットアンドアウェイ
ウルトラショットという強力なスペシャルがあるのでこれを活かしたヒットアンドアウェイも有効です。
生存重視でスペシャルゲージを溜めつつ、ウルショが撃てるようになったら相手の位置を確認してキルを奪います。
ウルショは初弾が大事なので確実に当てたいところ。
特にメイン、ボムが届かない高台に張るスタイルのチャージャーなどはウルショの射程を活かしてキルを取りたいです。
生存重視型か、ゾンビ型か
前線ブキで悩みどころなのがセーフティーに生存を重視して立ち回る生存重視型か、ある程度のデスを覚悟してどんどん前に出るゾンビ型か。
一番良いのはどんどん前に出て、なおかつデスしないことですけど、前に出るほどデスの確率はどうしても上がります。
生存重視型で行くならば安全靴や爆風軽減をサブ2ずつ積みつつ、イカ速度も上げておくと初弾を喰らっても逃げ切りやすく生存率が上がります。
一方でゾンビ型はリスクはあるもののリターンも得やすい戦い方。
こちらがデスしても1キル取ればトントンで、2キル取れば数的優位。
さらにスパ短やステジャンなどのギアを付けておけば前線への復帰も素早いです。
スプラトゥーンは数的不利になると戦局が大きく傾くのでぼくはいつも生存重視で戦っていますが、これは個人の好みの要素も大きいし両方試しながら自分がしっくり来る方だったり、勝率が良い方を選ぶのがお勧めです。
有効なギアパワー
メイン効率アップ、サブ効率アップ、インク回復量アップ
メイン効率アップを使えばインク切れを防ぎながら塗り力を高めることが可能。
ただメイン攻撃を撃つということは姿を見せ続けているということなので敵から狙われやすくなることは注意したいです。
サブ効率アップを使えばボムの回転率を上げると共に、ボムを投げた後のメインインク切れを防止することもできます。
インク回復量アップならば潜伏を重視した立ち回りだとメイン、サブ共にバランスよく使うことができます。
スプラ3はインクに潜伏しながらこっそり近づいてキルを取ることが強いので、メイン効率を上げて姿を見せ続ける戦いは結構リスキー。
個人的にはインク効率を詰むならサブ効率を詰んで、キューバンボムで相手を動かしていく戦い方の方がリスク管理しやすいかなと思います。
イカダッシュ速度アップ
イカ速は必須と言っていいほどのギア。
前線への飛び出しスピードも上がるし、狙われたときの離脱スピードも上がるから生存率が上がります。
イカ速を付けておけばやられた後の前線への復帰スピードも上がるなど本当に便利。
前線シューターの必須ギアと言っても過言ではないです。
ヒト移動速度アップ
ヒト速は撃ち合い時に有利になるギアで、インクを撃ちながらのヒト移動スピードが上がります。
ヒト状態での移動速度が上がると相手のエイムをずらしやすくなって1vs1が戦いやすくなります。
詰まなくても1vs1は戦えるので好みでどうぞ。
相手インク影響軽減
相手インク影響軽減(安全靴)は相手インクを踏んだ時のダメージを減らし、相手インクを踏んだ時でも動きやすくする効果があります。
お守りギアと呼ばれるギアの1つです。
スシのような撃ち合いが多いブキには必須のギアで、サブ1を詰むだけで生存率がグッと上がります。
詰むほど生存率は高まりますけども、他のギア用にもスロットは開けたいのでサブ2個積みがバランスがいいかなと思います。
サブ影響軽減
サブ影響軽減(爆風軽減)もお守りギアの1つで、ボムなどのサブウェポンの爆風ダメージを軽減します。
スプラ3はボムが脅威で、スプラッシュボムが飛んで来たら一瞬で判断しないとキルを取られます。
爆風軽減を付けておくだけで生存率がグッと上がるのでサブ1だけでも付けておきたいところです。
お勧めは安全靴と同じくサブ2個積みです。
アクション強化
スプラ3で新登場のギア。
ジャンプ撃ちの弾ブレを防いでくれる効果があって、ジャンプ撃ちすることが多い人は積むのをお勧め。
ジャンプ撃ちは飛距離が少し伸びることもあって、同射程のブキとマッチアップした時は有利になります。
イカロールが出やすくなる効果もあるので緊急回避にも便利。
スペシャル増加量アップ(スペ増)、スペシャル減少量ダウン(スペ減)
スぺ増はスペシャルゲージが溜まりやすくなってウルトラショットの回転率が上がります。
スぺ減はデスしたときのスペシャルゲージの減少量が減ります。
生存重視スタイルであればスぺ増ですけど、スシは前線に出ることが多いのでキルを取られる率も高いからスぺ減を詰む人も多いです。
スぺ減はサブ1詰むだけでも効果を感じるお守りギアなので、枠が空いてたらスぺ減サブ1だけ積むのもお勧め。
復活時間短縮(復短)、スーパージャンプ時間短縮(スパ短)、ステルスジャンプ(ステジャン)
前線ブキなのでキルされる確率が高いので、復帰を助けるギアは有効。
ただしギアを積んでるからと行ってデスしまくっても良いわけじゃないし、どれだけ詰むかはプレイヤー次第なところがあります。
スシが前線でのバトルを得意とするのでジャン短やステジャンを付ける人が多い印象はあります。
特にステジャンはチャージャーやボムでの着地キルを防ぎやすいので人気。
カムバック
カムバックは復帰後20秒間、インク効率3種類、速度2種類、スぺ増がメイン1分追加されるギアです。
スパ短やステジャンと組み合わせて前線に即復帰するギアと相性がいいです。
イカニンジャ
確3で近距離でのキル力が高いブキということもあり、こっそりと距離を詰めることができるイカニンジャとはかなり相性がいいです。
イカニンジャを付けるとセンプク時に見つかりにくくなりますが、これによってチャージャーなどの長距離ブキに対してもプレッシャーを与えやすくなります。
欠点としてはイカ速度が落ちることで、ガチホコを持つとガチホコの光で場所はバレるわイカ速度が落ちるからホコを運びにくいわで注意したいところ。
またガチアサリも同様の理由によってアサリを運びにくくなるので要注意です。
相性の悪いギアパワー
スペシャル性能アップ
ウルトラショットのスペシャル性能アップは「爆風範囲を広げる」「効果時間延長」の効果。
爆風範囲は思ったより広がらないし、交換時間を延長しても結局3発しか撃てないので、このギアを詰むなら他のギアにした方がよさそうです。
逆境強化
逆境強化は人数が不利のときにスペシャルゲージが増えるギア。
前線ブキはデスすることが多いので、これを詰むならスぺ増やスぺ減のほうが。
復活ペナルティアップ
復活ペナルティアップは倒した相手のスペシャル減少量と復活時間を増やすギアパワーですが、逆に倒されるとこちらのスペシャル減少量や復活時間が増える上級者向けギアです。
逆境強化と同じく前線ブキはデスすることが多いのでこっちがペナルティを受ける機会が増えますが、生存重視で上手くキルを重ねることができれば有効。
でもそのリスクを取るなら他のギアのほうが良さそうな気もします。
最後に
最初にも書いた通りスプラトゥーンで最もオーソドックスといっていいぐらい万能なブキがスプラシューターです。
攻撃から守備まで幅広く行え、ギアの組み合わせによっても表情が変わります。
初心者向きでありつつ、上級者が使うと手が付けられないほどキルを奪えたりもしますし、スプラの実力が反映されやすいブキとも言えるかもしれません。
戦い方も1つにこだわらずプランA、プランBと複数のパターンを身に付けると戦いに幅が広がります。
どのブキを使うか悩んだ時だったり、色々なプレースタイルを試したいっていう方はぜひ使ってみてください。