みっきい(@iwtpg)です。
今回はFIFAシリーズの中で一番盛り上がるモード「 FUT(FIFA Ultimate Team)」のの楽しみ方についてまとめてみました。
FUTというのは簡単に言うと好きな選手を獲得して自分だけのドリームチームを作るモードです。
実在する選手、実在する監督、実在するホームスタジアム、実在するユニフォーム。
そして自分好みの戦術で理想のチームを作ります。
ただしこのFUT、やれることが多くて一番最初がものすごく戸惑うんですよね。
ぼく自身も過去作ではじめてFUTをプレーしたとき「ケミストリーって何?」「どうやって選手獲得すれば効率いいの?」「選手はどうやって選べばいいの?」などなど疑問だらけ。
オンライン対戦ではものすごく強い人ばかりで、FUTやり始めは右も左も分からずボコボコに惨敗する日々でした。
でもゲームシステムが分かってくると、どんどんFUTの魅力にハマりこんでしまうんです。
そんな訳で少しでも多くの人にFUTに触れて欲しくて、ぼくはこんな風に楽しんでるよーっていうのをまとめてみました。
FIFAシリーズやってるけどFUTやったこと無い人も、FUTはじめたけどよく分からなくてやめちゃった人も、これからFIFAプレーしてみようっていう人も、ぜひこの記事を読んでFUTを楽しんでもらえたら嬉しいです。
Contents
FUTの基本の流れ
FUTの基本の流れはこんな感じです。
- ①パック、報酬、移籍市場、目標で選手を獲得
- ②獲得選手で「スカッド」を作成
- ③「スカッドバトル」「ディビジョンライバルズ」「ウィークエンドリーグ」で対戦
- ④対戦で気づいたことを活かし選手構成やチーム構成を見直しチームを再構成
選手を集める楽しさ、自分が思うチームを作る楽しさ、作ったチームを実践にぶつける楽しさ、そしてもう一度組み立てなおす。
これこそがFUTの楽しみです。
サッカーというのは100チームいたら100通りの戦い方があるように、FIFAでもプレイヤーが100人いたら100通りの戦い方があります。
自分が応援しているチームに戦い方を似せたいという方もいれば、欧州トレンドの戦い方をFIFAで再現したい人もいると思います。
はたまた、好きな選手がいてその選手を活かすチームを作りたいっていう人もいるんじゃないでしょうか。
それでは上の4つについて順番に説明していきますね。
①パック、報酬、移籍市場、目標で選手を獲得
まずは選手の獲得についてです。
いくつかある選手獲得方法から自分のチームに合った選手カードを獲得していきましょう。
パックを引く
まず最初に紹介するのがパックを引いて選手を獲得する方法です。
いわゆるガチャっていうやつですね。
パックを手に入れるには色々な方法がありますが、大きく分けると「課金で手に入れる方法」と「無課金で手に入れる方法」があります。
課金とはその名のとおりお金を支払ってパックを購入することです。
課金で一番注意して欲しいことが「次回作が出たら選手は持っていけないよ」っていうことです。
つまりFIFA20で手に入れた選手はFIFA21には持っていけないし、FIFA21で手に入れた選手はFIFA22には持っていけません。
なので1年間しか使えないことを考えながら、どの程度課金するかを考えておいたほうがいいと思います。
次に無課金で手に入れる方法ですが、これは後で紹介する「スカッドバトル」「ディビジョンライバルズ」などで対戦することで手に入ったり、目標と呼ばれるいわゆるミッションをクリアすることで手に入ります。
無課金で手に入るのは魅力ですがその分、手に入れるまでに手間がかかります。
課金でパックを手に入れる時間を短縮するか、無課金でこつこつパックを手に入れるかは人それぞれですが、FIFAの上位プレイヤーは課金している方が多いようです。
ただ、初心者のころはスカッドの組み方だったり戦い方のコツがつかめてないので課金してもなかなか勝てないと思います。
課金をするにしてもプレー技術が低ければ勝てませんし、いきなり高額の課金をせずに様子を見ながら徐々に課金する流れがお勧めです。
移籍市場で獲得
FIFAには「移籍市場」という手持ちのカードをオークションに出してコインにしたり、他の人が出品しているカードをオークションで購入するというシステムがあります。
オークションなので他のプレイヤーが欲しがる能力の高い選手だったり、ケミストリー構築しやすい国やチームの選手は値段が上がりやすく、逆に新しいカードの排出で価値が下がった選手は値段が下がっていったりします。
後述しますが「ウィークエンドリーグ」という週末のイベントがあるんですが、そのイベントに向けて木曜日から値段が上がりはじめ、ウィークエンドリーグが終わったあとの月曜日以降は値段が下がりやすいっていう傾向もあります。
他のゲームだとパック開封の運任せなところもあるんですが、FIFAはコインさえあれば好きな選手を補強できるのが面白いところです。
移籍市場の値上がり、値下がりを予測しながらコインを上手く稼げば無課金でもいい選手が補強できるってことですね。
SBC(チーム編成チャレンジ)
「SBC(チーム編成チャレンジ)」というのがあり、例えば「リバプールの選手1人、マンチェスターシティの選手1人を使ってチームを作れ」みたいなチャレンジがあります。
パズル的な要素ですがこれをクリアすることで選手カードやパックを手に入れることができます。
SBCで使用した選手カードは消えてしまうので、どれだけローコストでクリアするかがポイントになります。
トレード不可という移籍市場に出品できない選手カードはSBCで消化してしまうのもお勧めです。
目標
「目標」は例えば「フランス人選手で高精度シュートを10本決めろ」とかいう、いわゆる「ミッション」にあたります。
例えば上の目標ならフランス人選手をFWに置いたスカッドを組む必要があったりしますが、ミッションをクリアするだけで選手やパックを手に入れることができるのは魅力です。
目標をクリアしようとすると普段は使わない選手だったり、普段はしないプレーをしないと駄目っていうのがありまして、逆にそれが自分のプレースタイルの幅を広げることにもつながります。
ぼくは目標をクリアするのは好きなんですけど、友達はクリアしにくい目標は時間がもったいないっていうことでやらなかったりするそうです。
コイン無しでいい選手が手に入ったり、目標でしか手に入らない選手もいますんで、ぜひ一度はチャレンジしてみてください。
選手カードの種類について
FIFA21には通常の選手カードと別に「特殊カード」と呼ばれるものがあります。
特殊カードというのは通常の金、銀、銅のカードではなく特殊なデザインをしたカードで、通常のカードよりも能力が上がった状態で排出されます。
FIFAシリーズは実際にリアルで行われる試合結果と連動していて、例えばその週に活躍した選手だったり月間MVPだったり目立った活躍した選手のカードが特殊カードとして排出されます。
これがFIFAシリーズの面白いところで、欧州トップリーグの試合をチェックして「次はこの選手の特殊カードが出そう」みたいな感じで予測できたりします。
例えば「今シーズンはプレミアリーグのチームが強いな」って感じたら「プレミアの選手の特殊カードが多く排出されそうだからプレミアメインで行くか」とか、逆にお気に入りのチームの選手があまり活躍しなくて特殊カードが排出されなくて「仕方ない別のスカッドで組みなおすか」みたいな切り替えをしたりします。
実際の試合を見つつプレーの参考にしながら、この先どの選手の特殊カードが出るのかを予測しながらチーム作りをするのも楽しいです。
このリアルサッカーとの絡みがFIFAシリーズってほんとよく出来てるなと毎年感じます。
②獲得選手で「スカッド」を作成
スカッドって単語は聞きなれないかもしれませんが、要はチームのメンバーのことです。
FUTではスカッドという表現をしています。
スカッド作成の考え方とケミストリーについて
選手を獲得したら次はスカッド作成の考え方です。
「この選手を使いたい」「こんな戦い方をするチームを作りたい」など色んな思いがあると思いますが、まずはケミストリーというFUT独特の要素を知っておかなければなりません。
ケミストリーとは簡単に言うと選手間の連携のことで適正ポジション、国籍、所属クラブ、所属リーグなどをそろえることでケミストリーという数字を上げることができます。
そしてケミストリーには「個人ケミストリー」と「チームケミストリー」の2つがあります。
まず個人ケミストリーですが、例えばSTの選手をLWやCMといった別のポジションに置くと個人ケミストリーが下がります。
個人ケミストリーは最大10で、LWの選手をLMに置くような程度だとそんなに下がらないんですが、LBをCBに置くと大きく下がったりします。
個人ケミストリーを下げてでも別ポジションで使うという考え方もあるんですが、初心者のころは適正ポジションに配置することをお勧めします。
次にチームケミストリーですが同じ国籍だったり同じクラブ、同じリーグの選手を並べるとチームケミストリーが上がります。
初心者のころは所属リーグを統一することでチームケミストリーを100に上げるやり方がお勧めで、慣れてきたら国籍なども意識しながらチームケミストリーを上げていくといいです。
ちなみにフランス人やブラジル人は能力の高い選手が多く、また色んなリーグに所属していることが多いのでチームケミストリーを上げるのに便利だったりします。
③「スカッドバトル」「ディビジョンライバルズ」「ウィークエンドリーグ」で対戦
スカッドを組んだら対戦しましょう。
CPU戦の「スカッドバトル」で腕試し
まずはCPU戦である「スカッドバトル」からはじめましょう。
スカッドバトルは色んなプレイヤーが作ったスカッドを使ってCPUと対戦できるモードです。
CPUのレベル調整が出来るので最初は弱めのレベルから始めて徐々にレベルを上げていきましょう。
スカッドバトルはただ対戦をするだけでなく、CPUのレベルだったり試合結果で得られるポイントが変わってきて最終的にパックやコインなどの報酬が貰えます。
なのでポイントを多く貰えるようにギリギリ勝てるレベルを狙いながらプレーを続け、スカッドを強化していきます。
オンライン対戦「ディビジョンライバルズ」
スカッドバトルでプレー技術がついてきたら今度はオンライン対戦モード「ディビジョンライバルズ」に挑戦してみましょう。
先に書いておきますがライバルズはほんとに強くて、序盤はもう負けまくると思います。
何試合も負けるのは覚悟しつつ、逆に対人戦ならではの駆け引きや考え方、それと対戦相手のスカッドを参考にして「学ぶ」ことを意識してプレーするのをお勧めします。
最初はまったく勝てなくて悔しい試合が続くと思いますが、繰り返すことで徐々に勝てるようになってきますので。
ライバルズはまず最初に自分のディビジョンを決めるための「算出試合」を5試合します。
その結果でディビジョンが決まるんですが、FUT初心者だとだいたいDiv10~7ぐらいになると思います。
でも低いディビジョンでも力の差ってものすごくあって、一番低いDiv10でも強い人もいれば逆にめちゃくちゃ弱い人もいます。
そんな中で勝ったり負けたりを繰り返しながら試合勘を磨いていくわけですね。
ライバルズではCPU戦とは違って対人戦ならではの駆け引きや心理戦が楽しめます。
例えば1点リードの終盤、相手は猛攻を仕掛けてきてそのときに守備固めして守りきるのかそれともカウンターを狙うのか。
2点リードを追いつかれた流れの中、押せ押せの相手をどういなすのか。
これらはCPU戦では味わえない対人戦ならではの醍醐味です。
それと戦い方や選手選びにはトレンドがあり、強い対戦相手と戦うことで新しい発見をたくさん知ることができます。
このフォーメーションでこんな戦い方があるのかとか、セットプレーでこんなテクニックがあるのかとか、この選手はこんな特徴があるのかとか。
ライバルズでの対戦でたくさんの気付きを得ることができます。
スカッドバトルの報酬と別に、ライバルズの結果でも報酬が貰えますんで負けるのを怖がらずどんどん対戦にチャレンジしてみてください。
ガチの勝負「ウィークエンドリーグ」へ
オンライン対戦にはディビジョンライバルズと別に「ウィークエンドリーグ(通称ウィーケン)」と呼ばれるガチのオンライン対戦が用意されています。
これはライバルズで勝つことで集められる「FUT CHAMPポイント」を溜めた人だけプレーできる金、土、日で30試合行う大戦です。
ウィーケンはスカッドバトルやライバルズよりも報酬が凄いんですけどプロプレイヤーも含めて猛者が集う「鬼が出るか蛇が出るか」って言葉がぴったりなぐらいレベルの高い試合が続きます。
3日間で30試合というスケジュールも実際にやってみるときつく、集中力を継続させる体力だったり、どんな試合も勝ちにつなげようとするメンタルも要求されます。
その分、1度ウィーケンを経験すると自分のレベルというかFIFAに対する意識が変わったりもします。
ライバルズを続けていると必ず参加できるようになりますんで、週末の予定を空けてぜひ一度はチャレンジして欲しいです。
ウィーケンの初勝利はまじで気持ちいいです。
そしてチーム再編成で理想のチームを作れ
スカッドバトル、ライバルズ、ウィーケンで対戦を重ねると自分のチームの足りないところに気付きます。
サイドバックにスピードが無くて突破された
中盤でボールを奪いきれなくて押し込まれる
FWの動きがモッサリしていてシュート体勢まで持ち込めない
選手選びだけでなく、プレースタイルでも
カウンターを食らいすぎ
ボールを握れるけどシュートまでいけない
クロスを上げても跳ね返される
セットプレーに弱い
などなど、対戦すればするほどたくさんの気付きがあります。
そしてその気付きに大して選手を手に入れたりスカッドを組みなおしたりして修正する。
また対戦をして気付いたことを生かして再編成する。
これこそがFUTの楽しさなわけですね。
最後に。負けることを怖がらないこと
最後に一言。
FUTのし始めはとにかく負けまくるし、スカッドバトルでもちょっとレベルを上げたら勝てない試合が続くと思います。
じゃあ「なぜ勝てないか」を考える。
試合には負けても、それは自分が成長するための糧にしてしまえば、負けが楽しみに変わってきます。
FUTで勝つにはFIFAというゲームについてだけではなくて、サッカーというスポーツについても知ることが必要になります。
つまり現実のサッカーを見て学び、それを自分のプレーに生かすこともできるわけです。
FIFAは選手によって動きの質がぜんぜん違うのでカードに書かれた数値だけではその選手の特徴を知りえることができません。
実際にプレーしてみると思ったよりも動きが良かったり、操作してみてしっくりきたりとかほんとに色んな発見があります。
特定の選手や特定のスカッドにこだわらず、また戦い方もボール保持やカウンターなどにこだわらず、欧州トップリーグの戦術を研究して真似てみたりなど色んなことを試してもらえたらと思います。
というわけでぼくもFUT上手くなるために今日もプレーしまくります。
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