ファミコンのアクションゲームやりたいけど新作アクションがいい!っていうわがままな人にピッタリな『ブラッドステインド:カース・オブ・ザ・ムーン(Bloodstained: Curse of the Moon)』を紹介します。
いや3Dの美麗なグラフィックもいいんですけど、ファミコン世代としてはたまにファミコンのドット絵が恋しくなりますよね。
このカースオブザムーンはグラフィックだけじゃなくて操作性だったり、あと敵の攻撃パターンなんかも当時のシンプルさというかファミコンらしさをわざわざ生み出しているようなアクションゲームです。
まんまファミコンをイメージしたようなアクション
ブラッドステインドカースオブザムーンはコナミで悪魔城ドラキュラを開発した五十嵐孝司さんの作品で、アクションゲームでは有名なインティクリエイツと開発しています。
ブラッドステインドの1作目は『Bloodstained: Ritual of the Night (ブラッドステインド: リチュアル・オブ・ザ・ナイト)』っていう探索ゲーム(いわゆるメトロイドヴァニア)なんですけど、カースオブザムーンはそれのスピンオフ的な存在になっています。
ファミコンをイメージしていてそれっぽいドット絵とか音なんじゃなくて、まんまファミコンをイメージしたようなそんな感じになってます。
ファミコン好きの人はたまらんですよこれ。
でもマルチエンディングを採用していたりとか、仲間に対する選択肢で色々と展開が変わるところがやりこみ感あって面白いんですよね。
難易度調整ありでアクションが苦手な人にも
Bloodstained: Curse of the Moon
— みっきぃ🎮 (@iwtpg) July 4, 2021
月光に誘われて (ブロンズ)
ステージ1を初めてクリアした #PS4share https://t.co/T0MIjNh9nu pic.twitter.com/GrfVnOK7R7
悪魔城ドラキュラをプレーしたことがある人は分かると思うんですけど、ドラキュラはノックバックするところが難易度を上げていて、それが面白さを作っています。
ノックバックっていうのは敵に当たった時にのけ反るモーションなんですけど、足場が悪い場所だとノックバックの影響で穴に落ちて即死みたいなのがよくあるんですよ。
このノックバックを考えながら進めるのが楽しいんですけど、でも難易度を上げる要素にもなっているということで「カジュアル」というノックバックしないモードに切り替えることもできます。
ドラキュラファンも、アクションが苦手な人も気軽に楽しめる仕様になってます。
操作していて楽しい4人のキャラクター
カースオブザムーン、ファミコンっぽいドット絵と操作感やけどワイド画面やからやっぱり新作なのよねwブラウン管じゃプレーできないw pic.twitter.com/VRTgxdfXax
— みっきぃ🎮 (@iwtpg) July 4, 2021
カースオブザムーンの魅力は4人のキャラクターを切り替えながらプレーできること。
LRボタンで瞬時に変えることができて、その場で一番いいキャラに変更しつつ進めることができます。
ファミコンにはLRボタン無かったけどな!
主人公の斬月は刀使いで、リーチは短いけれども連打ができて攻撃力の高いキャラ。
サブウェポンを使えば遠距離攻撃もできるし、条件を満たせば2段ジャンプやダッシュなんかもできる主人公らしいキャラクターになってます。
次に仲間に入るミリアムは1作目リチュアルオブザナイトの主人公。
メイン武器はムチなので悪魔城ドラキュラ感たっぷり。
リーチが長いし操作しやすいしで、ミリアムをメインに操作するとクリアしやすいかな。
他にもメイン武器は弱いけどサブウェポンの魔法が強いアルフレッドや、コウモリに変身できるドラキュラっぽいキャラのジーベルなどキャラクターごとの特徴があります。
ファミコンらしく気軽にサクサク楽しめる
カースオズザムーン、クリアしたー。が、どうもマルチエンドらしくさらに別モードも出てきた。ファミコンちっくで良い意味で懐かしい不親切さもあって楽しかった。まだ続きやろう。 pic.twitter.com/IPInmTDHVF
— みっきぃ🎮 (@iwtpg) July 10, 2021
カースオブザムーンは探索型じゃないので頭を使わずサクサクとアクションを楽しめるし、短時間でクリアまで進められるので複雑なゲームとかやり込みメインのゲームに疲れたときにちょうどいいと思います。
結構セールになることも多くて、その時にでもぜひプレーして欲しいですね。
リチュアルオブザナイトをプレーしたことが無い人はそっちも面白いのでぜひプレーして欲しいです。
五十嵐さんが生み出す世界観、めっちゃ好きなんですよね。