十字キー戦術の「オフサイドトラップ」ですが、上手いプレイヤーって的確なタイミングで使ってきますよね。
オフサイドを取るために使うのではなく守備ラインを押し上げるために使っています。
守備ラインを押し上げるっていうのは最終ラインを高い位置に持って行くことです。
ラインを押し上げることでボランチとの距離が近くなって、中盤がコンパクトになります。
一言でいうと守備がしやすくなるんですね。
オフサイドトラップ (方向パッド/十字キー 下→ 方向パッド/十字キー 下)
https://help.ea.com/jp/help/fifa/fifa-dpad-tactics/
相手のアタッカーをオフサイドにするため、ディフェンダーがラインを一気に上げます。タイミングを間違えると相手アタッカーに簡単に突破を許してしまうため、オフサイドトラップを仕掛ける際は特に注意が必要です。
というわけで十字キー戦術「オフサイドトラップ」を使った守備ラインを上げるメリットだったり「オフサイドトラップ」を使うコツなんかを紹介していきます。
十字キー戦術「オフサイドトラップ」は守備ラインを上げるために使う
「オフサイドトラップ」というと相手がパスを出そうとした瞬間に守備ラインを上げてオフサイドを取る戦術の事を指すんですけど、リスクが高いので現代サッカーではほぼやっているチームは無いです。
昔キャプテン翼の漫画で三杉くんがやってたので、その印象を持ってる人は多いかも。
FIFAでもそういった使い方はせず、守備ラインを押し上げるために使います。
■守備ラインを押し上げるメリット
FIFAをやっていると「最終ラインとボランチの距離が遠くてバイタルエリアを使われてしまう」っていうシーンがよくあると思うんですが、オフサイドトラップで守備ラインを押し上げておくと最終ラインとボランチの距離が近くなります。
要はボランチを下げるんじゃなくて、最終ラインを上げることで距離を詰めちゃうわけですね。
最終ラインを上げると中盤が間延びしないし、バイタルエリアを埋めやすくなりますし、プレスを掛けやすくなります。
■高い位置でボールを奪えばゴール前に運びやすくなる
守備ラインを押し上げるということは、ボールを奪う位置を高くするということです。
ボールを奪う位置が高いということは、ボールを奪った後のゴールまでの距離が近くなるということ。
つまりカウンターの威力が増すわけです。
逆にゴール前までベタ引きした状態でボールを奪っても、距離が遠くてなかなかゴール前までボールを運べないですよね。
最終ラインを押し上げるっていうのは攻撃面でもメリットがあるわけですね。
■守備ラインを押し上げるデメリット
守備ラインを押し上げるデメリットについても解説しておきます。
一言で言うと裏を取られやすい点です。
ラインが高ければ守備ラインの後ろに広大なスペースが生まれるので、足の速いFWやウイングがいるとそこを使われがち。
対策としてはディフェンダーに足の速い選手を置いたり、相手が裏を狙っているなと思ったらラインを上げすぎないことが大事。
あとは裏にパスを出す選手のパスコースを切るっていうのもあります。
パスが出てこなければ裏は取られないですからね。
■ラインを上げるタイミング
ラインを上げるタイミングは
相手が横パスやバックパスをしたタイミング
相手が前を向いていないタイミング
です。
簡単に言うと「相手が裏へのパスを出せないタイミング」でラインを上げます。
十字キー戦術の「オフサイドトラップ」って入力した瞬間にスッと上がるわけじゃなく、微妙に時間差でラインを上げる時があります。
なので絶対に相手が前にパスを出さないタイミングで入力しないと、時間差でラインが上がって裏を取られるみたいな現象が発生しちゃうんですね。
あとはコーナーキックの守備のクリア後なんかもお勧め。
コーナーの守備の後って守備ラインが崩れていることが多いんですけど「オフサイドトラップ」を入力するとラインを揃えながら押し上げてくれます。
それとキックオフ直後も意外とラインが低いので、キックオフすぐにラインを上げるのもお勧め。
これはプロのFIFAプレイヤーの方がやっていたので、参考にしてぼくもやるようになりました。
ぼくは守備ラインを上げる方が攻守のバランスがいいと思っているので「オフサイドトラップ」入力は結構使います。
中盤が間延びして悩んでいるとか、中盤をコンパクトに保ちたいとか、高い位置で守備をして攻撃につなげたいって思っている方はぜひ「オフサイドトラップ」で守備ライン上げるのをやってみてください。