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【FIFA22】攻撃の戦術「ビルドアップ」と「チャンスメイク」について

FIFA22から攻撃の戦術の設定が「ビルドアップ」と「チャンスメイク」の2つに分かれました。

  • ビルドアップ→自陣でボール保持しているときにどう動くかの設定
  • チャンスメイク→相手陣内でどう動いてゴールを狙うのかの設定

FIFA21までは自陣や相手陣内という区別が無く「バランス」「ロングボール」「高速ビルドアップ」「ポゼッション」の4パターンだけでした。

でもFIFA22からはビルドアップ4種×チャンスメイク4種の合計16パターンの戦術から選べるという感じでカスタマイズ性が上がりました。

現代サッカーでも各チームがビルドアップの形に特色があるし、攻撃時の崩し方も異なります。
そんな現代サッカーの変化をゲームに活かしたんだと思います。

この記事ではビルドアップとチャンスメイクの戦術それぞれの解説だったり、お勧めの設定を紹介していきます。
まあ悩んだら「バランス」にするのが無難だし便利なんですけど。

「ビルドアップ」とは

ビルドアップというのは自陣でボールを回しながら相手のプレスを剥がし、前線の選手にボールを送るまでの組み立てのことですね。

近年のサッカーでは「ビルドアップ」の重要性が高まっています。
高い位置でのプレスでボールを奪うことが主流となった今のサッカーにおいて、ビルドアップの形が整っていないとボールを前に運ぶことすらできないからです。

FIFAでも最終ラインから前にボールをつなぐことに苦労している人もいると思います。
そういう時はビルドアップを見直す必要があります。

「ビルドアップ」の4つの戦術

ビルドアップは4つの戦術があります。

  • バランス→ビルドアップ中にフォーメーションを維持しながらバランスよく組み立てを行う。
  • スロービルドアップ→選手間でパスコースを作りあうみたいなサポート中心の形。ショートパスで繋ぎ合いながらビルドアップする。
  • ロングボール→裏へのスペース、またはターゲットマンを狙ったボールに向かって走る形。中盤を飛ばして一気に前に運びたいときに。
  • 高速ビルドアップ→選手を前に走らせながら素早く攻めるというビルドアップをしたいときに。

「バランス」と「スロービルドアップ」は後ろで繋ぐイメージで、「ロングボール」と「高速ビルドアップ」はオープンな展開になってもいいから素早く前に運ぶようなそんなイメージ。

ぼくは後ろはしっかり繋ぐというサッカー観を持っているので「バランス」と「スロービルドアップ」のどちらかを選びます。

「ロングボール」と「高速ビルドアップ」は攻守が素早く入れ替わるオープンな展開になりがちなので、ディフェンダーの足が遅かったり、1vs1のデュエルに自信がないとキツいかもしれません。
オープンな展開は迫力があるしお互いに点が入りやすくなって面白さはあるけど、勝敗の安定度で言うと「バランス」と「スロービルドアップ」で最終ラインを落ち着かせた方がいいかなとぼくは思っています。

悩んだら「バランス」がお勧めで、プロゲーマーの方も「バランス」を選択している人は多いです。

「チャンスメイク」とは

チャンスメイクとはFIFAにおいて敵陣内でどう動いてゴールを狙うかの戦術の事。

リアルなサッカーでは「チャンスメイク」って言葉はちょっとニュアンスが違うので、FIFA用語と思ったほうがいいかもです。
要は敵陣内でどう攻撃を組み立てるか、どういうコンセプトの攻撃をするのかって事ですね。

「ビルドアップ」の4つの戦術

ビルドアップも4つの戦術があります。

  • バランス→フォーメーションを維持しながらバランスよく攻撃を組み立てる。
  • ポゼッション→お互いがパスコースを作るように動いてショートパスを使いながらボール保持して攻め込む。ボール非保持の選手が走り込んだりしないので、要所でトリガーランを使ってスペースに走らせたい。
  • ダイレクトパス→パスを使って一気にゴール前にボールを運んだり、ディフェンスラインの裏を狙いたいときに。カウンター、ショートカウンターで戦いたいならこれ。
  • フォワードラン→選手を高い位置に走らせる戦術。中盤での繋ぎを飛ばして、高い位置に選手を張らせて攻めたいときに。攻撃と後ろが分断されがちなのでボールロスト時にカウンターのリスクあり。

「バランス」と「ポゼッション」はボールを保持しながら攻撃を組み立て、「ダイレクトパス」と「フォワードラン」はとにかく早く攻めるという意図で組み立てるイメージです。

FIFAは相手の守備陣形が整う前に崩すスタイルが有効とされているので「ポゼッション」を使う人は少ないかなと思います。
ただ「ダイレクトパス」と「フォワードラン」はボールロスト後のカウンターのリスクはあることは覚えておきたいです。

「ダイレクトパス」はパスを繋ぎながら前に運び、「フォワードラン」は選手が高い位置に一気に移動してそこにボールを当てるイメージです。
「ダイレクトパス」と「フォワードラン」を選ぶなら中盤で簡単にロストせず、確実にシュートまで持って行けるようなプレー技術も必要かなと思います。

悩んだら「バランス」がお勧めで、裏への飛び出しや味方のフリーランが足りないと思ったらトリガーランやクリエイティブランで好きなタイミングで走らせるやり方がお勧めです。

悩んだら両方とも「バランス」

プロゲーマーの方が公開しているカスタム戦術も色々チェックしているんですが、ビルドアップもチャンスメイクも両方とも「バランス」を選んでいる方が結構多いです。

バランス設定だと相手がどんな戦い方をしてきても対応しやすいし、攻守が安定するのかなっていう印象があります。

チャンスメイクに関しては自分の攻撃スタイルに合わせて「ダイレクトパス」と「フォワードラン」を選ぶ人もいます。

ダイレクトパスなら細かいボール回しとドリブル技術で一気にシュートまで持って行く形。
フォワードランはスルーパスを使って一気に裏を狙う形が多いかな。

ビルドアップとチャンスメイク、この2つの組み合わせ方でチームの動きってほんとに色々と変わるので自分にあったスタイルを見つけて欲しいです。
何が強いかより、何が自分に合うかがポイントだなと思います。