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アオアシで学ぶ「自分で掴んだ答えは一生忘れない」

漫画『アオアシ』の「自分で掴んだ答えは一生忘れない」というセリフ。

漫画の序盤にも出てくるセリフなんですけど27巻まで話が進んで、あらためてまた出てくるというフラグ回収的なセリフ。

アオアシは愛媛の公立中学でサッカーをやっていた青井葦人が主人公のサッカー物語。

東京エスペリオンのユースの監督、福田達也が葦人の「視野」という武器に魅力を感じてエスペリオンユースに勧誘するところから話が始まります。

でも葦人ってサッカーの基本技術も伴っていないし、サッカーの戦術理解もからっきしダメ。

そんな中、ユース最強ともいわれるエスペリオンユースでサッカーを学びながら成長していきます。

ネタバレになるから詳しくは書かないんですけど、葦人は自分のプレースタイルについて27巻目である答えを掴みます。

それは福田がユースに勧誘していた段階から想像していた姿だったんでしょうけど、福田は「こういうプレーをしろ」っていうんじゃなくて葦人の学びに任せて、葦人自信が気付くのを待ち続けたんですね。

その時に言った言葉が

自分で、
自分はそうあるべきと決めて進んだ。
自分で掴んだ答えは一生忘れない。

アオアシ 27

なんですよ。

27巻までに葦人は多くの挫折を経験してきて、でもその都度いろいろな工夫をしたりとか仲間にアドバイスを貰って改善していきました。

その成長と共に、自分が持つ「視野」という武器の活かし方が分かってきてました。
それは自分で学んで、自分で考え続けたからこそ。

ここまで待った福田監督もすごいなあと思いますし、こういう指導者がいたら若い世代は嬉しいだろうなあと思います。

そして、サッカーに限らずなんでもそう。

勉強の仕方、仕事の仕方、その他に料理や家事といった日常のことなんでもそうなんですけど、考えながらやることで自分のやり方が見つかってくるんですよね。

ぼくは最近、料理にハマっているんですけど調味料のいれる順番に「さしすせそ」ってあるじゃないですか。

料理に慣れてない頃は適当だったんですけど「さ」の砂糖は分子が大きいから味がしみこみにくくて、もしも「し」塩を先に入れると甘さが馴染まないんですよね。
こんな基本的な事でも単に料理本を読んでるだけだと頭に入らなくて、でも料理を続けてると「仕上がりの味がぜんぜん違う」みたいに気付いてきて身についてくるんですよ。

野菜の切り方、火を入れる順番、なぜこの調理方法なのかなどなど、最近は検索したらYoutubeなんかでプロの料理人が教えてくれるのが嬉しいですよね。

自分が疑問に思ったり、やり方が分からないと思ったタイミングで知識を得るっていうのが大事なのかなと思います。

「身に付ける」っていうのは何かにチャレンジしてて壁を乗り越えるときに起こるものなんだろうなあ。
だから壁に向かっていくつもりで数多くチャレンジしていくことが、沢山の事を身に付けるきっかけになるんじゃないかな。