FF15の新DLCの開発中止が発表されました。
僕はFF15はかなり好きなんですけど、でも世間的には評価は良くないみたいです。
ファイナルファンタジーっていう冠があるとやっぱりハードルは高くなってしまうなと思うんですけど、でもファイナルファンタジーっていう冠がなければこれだけの開発予算は投入できないわけで、ナンバリングタイトル製作の難しさを感じますね。
『FFXV』新DLCシリーズ“未来への夜明け”アラネア編、ルナフレーナ編、ノクティス編が開発中止に https://t.co/JECBBTAqdS pic.twitter.com/roiYbkBlrY
— ファミ通.com (@famitsu) 2018年11月8日
この開発中止で評価はまた下がっちゃうのかもしれませんけど、まだFF15をプレーしたことが無い人にぜひプレーして欲しいと思ってネタバレを極力避けながら紹介したいと思います。
値段もかなり下がってるので、ちょっとでも気になったら触って欲しいなと思います。
Contents
4人で一緒に旅をしている感
FF15の醍醐味は4人で旅をしている感じを存分に味わえるところですね。
単にマップを歩いているだけでも4人がめちゃくちゃ喋りまくるんです。
ほとんどが雑談なんですけど、会話がループしている感じが少ないのと、キャラクターの個性がそれぞれ感じるような喋りなので聞いていて楽しい。
一応主人公のノクトは王子で、残り3人は従者みたいな感じなんですけど、喋ってる感じは中のいい友達4人って感じ。
上下関係もあってなさそうな感じで、友達と旅行を楽しんでいるようなそんな気分になってきます。
戦闘でも危機感があるのかないのか、和気あいあいとした感じで喋りつつも死に掛けるとヤバイだのなんだといきなりパニくったりと人間味があるのが聞いてて楽しいです。
会話も相当なパターンがあるみたいで、長時間プレーしていても「会話がループしてるな」って感じがしないのがとにかくすごいです。
声優さん大変やったやろうなあと。
時間や天候で様変わりする美しいオープンワールド
オープンワールドなだけじゃなく、時間帯や天候でマップの雰囲気が大きく変わります。
森の中を探索していると次第に夜になって視界がめっちゃ悪くなる。
そういうときにモンスターに出くわすとほんとに怖いし、あっさりゲームオーバーになることもあるんですね。
海沿いを歩くだけでも気持ち良いし、草原だったり、クライミングか!ってぐらい急な斜面の山を登ることもあるし。
山の死角にはモンスターが居て、戦闘を避けたいなと思ったら険しいルートをたどって避けたりもします。
で移動に時間が掛かりすぎると夜になるし、日中じゃないと出てこないモンスターを探してるときとかはそこで一夜すごしたり。
すごすって言うか時間が経つのをリアルで待つわけなんですけど。
オンラインゲームのような時間の経ち方や、マップの行き来。
それをオフラインでここまで描写するのはほんとに凄いことだと思いました。
車で移動、レガリアの運転が楽しい
国王の愛車という設定の高級車「レガリア」
ざっくり操作と思いきや意外とシビアで、慣れてないと壁にぶつけて車がへこんだりしちゃいます。
もちろんへこんだら有料で直さないとだめという。
それと残りのガソリンを考えながら操作しないと駄目なのもその不自由さがおもしろいです。
このレガリア、カーステレオで過去作のFFの曲を聴くことができます。
なのでオープンワールドの美しい世界観を走りつつ、思い出のFFの曲を聴きながら、なおかつ4人の雑談を楽しめたりするんですね。
ちなみに夜間走行はめっちゃ大変で、レガリア運転中の夜間にモンスターと遭遇しようもんなら大変。
なんか車で突撃したら倒せる敵もいるらしいけど、倒せない敵だったら車ボコボコになるんじゃ。
映画のような描写や魔法の演出
まずムービーシーンがすごくきれいで、このまま映画にできるだろってぐらい美しい描写です。
FFの世界観そのままに剣と魔法のバトルシーンはものすごく興奮します。
実際の戦闘シーンでも魔法の表現がおもしろくて、例えば草木にもファイアは燃え移ります。
ブリザドは自分が凍ったりもします。
魔法がリアルであったらこんな不便なこともあるんだろうなっていうのを、操作しながら考えちゃう感じです。
FFならではの死をめぐる物語
FFと言えば「生」と「死」の物語です。
FF好きの人はご存知だと思いますけど、FF製作で有名な坂口博信さんが事故で母親が亡くなったという経験があり、大切な人が死んでしまったときの悲しみを乗り越えることとか、生き残ったもののすることは無いかとかそういう想いがFFのストーリーにとして根付いているようです。
このFF15も詳しくはネタバレになるので書きませんが「死」が深く絡んだ物語です。
ここまでずっと書いてますけどFF15は描写が凄いこともあってキャラクターに凄く感情移入しちゃうんですね。
そんな中での生とか死の話は胸をえぐってくるぐらい深く突き刺さっていくんです。
というかねー、敵キャラが。
エグい。
あれはあかん。
FF15と「Stand by Me」
FF15のテーマ曲はベン・E・キングの「Stand by Me」です。
同名の映画の主題歌にもなった曲ですね。
歌詞を和訳付きで少しだけ引用します。
When the night has come
夜がやってきて
And the land is dark
あたりは真っ暗になって
And the moon is the only light we’ll see
僕たちが見えるのが月の光だけになっても
No I won’t be afraid, no I won’t be afraid
僕は恐れないよ。僕が恐れることは無いよ。
Just as long as you stand, stand by me
君がそばに立っていてくれる限り。
曲は誰もが聞いたことあると思いますけど、歌詞を改めてみるとすごい胸に刺さりますよね。
勇気をもらえるというか、誰かを助けたりとか助けられたりする感じで、自分もこんな風に助けてもらえる仲間が居たら嬉しいし、逆に誰かの勇気になる側になれたら嬉しいと思うし。
FF15をプレーしてから「Stand by Me」を改めて聞くと、ものすごく胸を打たれます。
FF15って仲間との関係が色濃く描かれた話で「Stand by Me」を選んだのもそういうことなんだろうなって感じます。
1人じゃできないことってたくさんありますもんね、現実世界でも。
仲間がいてこそできることがあるというか。
最後にFF15が不人気と言われるであろう理由の話
最後にFF15が好きになれないであろう理由をまとめたいと思います。
僕の意見も沿えて。
ストーリーが急展開すぎる
これは序盤は自由にオープンワールドを楽しんでいるのに、終盤になると一気にストーリーが押し寄せてくるところにあると思います。
それも急すぎるっていうのは分かります。
理不尽な闇展開
回避しようのない闇が主人公達を遅い、なんなら欝展開って呼ばれても仕方が無いぐらいエグい展開です。
ストーリーの急展開さと合わせて、受け入れられない人がいるのは分かります。
まあ不幸だとか人に悪意をぶつけられるのって、突如襲ってくるものだから正しい表現とも言えると思いますが。
説明が足りないストーリー
FF15はFF13やFF零式と同じ世界観がベースになっています。
「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス」っていうものなんですけど、そのあたりの描写が少なすぎて、何かと説明不足に感じるんですね。
このへんは考察する楽しみを作っているとも言えるんですけど、ちょっと展開が見え辛いというか内容が分かり辛いかなあと。
僕はあんまり気にせずサクサクやるタイプですけど。
エヴァもあんまり考えずさーっと見てたし。
サブクエをひたすら回らされる
とにかくサブクエが多くて、王子様お使いさせられまくりー!って感じです。
レベル上げもかねてやっといたほうがいいんですけど、メインストリーもっとやりたいなあみたいな気分になります。
と言う感じでぼくがFF15をお勧めしたい話+不評な理由も分かるっていう感じで紹介してみました。
僕はFF15好きだから、今は値段も安いしぜひやって欲しいんですね。
興味が湧いた方、ぜひポチっと買ってみてください。
コメントを残す