ドラクエでも初期の作品『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』ですが、ツイッターで柴田亜美さんの4コマが流れてきて、懐かしくなったのでドラクエ2について語ってみます。
古い作品なのでプレーしたことがない人もいると思いますけど、今はスマホでもPS4でもNintendo Swicthでもプレーできるのでぜひプレーして欲しいです。
おはようございます。
— 柴田亜美staff (@s_ami_staff) February 19, 2021
一発目のガチャで来ましたー!
名前以外すっかり男前になったね。 柴田亜美#柴田亜美 #ドラクエタクト #DQ2 #ドラクエ2
スクエニ城でドラクエ4コマ描いた動画⬇️https://t.co/FksjZIte6T pic.twitter.com/g0tOm2WXqR
ちなみにこれは「ドラゴンクエスト4コママンガ劇場」っていう人気の4コマ本があって、その中の作品の1つです。
柴田亜美さん、独自の視点でほんまどれも面白かったんですよね。
というか柴田亜美さん以外の作品も全部面白かったから、今からでも電子書籍化してみんなに読んでほしい。
35年前の本日は『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』の発売日😊#DQ2 は、ロトの勇者の血を引く3人の子孫たちによる壮大な物語✨
— ドラゴンクエスト宣伝担当 (@DQ_PR) January 25, 2022
仲間と一緒に冒険するパーティ制が、シリーズで初めて採用された作品です👀
さまざまな仕掛けや手ごわいモンスターが、主人公たちの行く手に立ちはだかりました💪 pic.twitter.com/p022Xropfg
というわけでドラクエ2ですが、2022年1月26日に35周年を迎えました。
ドラクエ2ってほんと今のRPGの土台を作ったようなゲームです。
パーティーシステムだったり、キャラクターの能力に個性をつけて戦いに戦略性を持たせたり、難しいダンジョンを潜る楽しさなんかもドラクエ2が生み出してくれました。
いまプレーするとシステム的な古さは感じるかもしれませんが、他のドラクエにも繋がるストーリーの楽しさとかキャラクターの魅力なんかはぜひ味わって欲しいです。
ドラゴンクエストⅡ発売後CM
— shinyaman (@shinyaman2) January 25, 2022
オープニングの曲の入り方もやっぱ初期のドラクエの方がいいな。 pic.twitter.com/0xpnoReQDO
ドラクエで初めてのパーティーでの冒険
ドラクエ1とドラクエ2の違いと言えば、やっぱり3人パーティーでの冒険になったことです。
ドラクエ1は勇者の一人旅で敵も1体ずつしか出てきませんでした。
そのため戦闘も単調ではありました。
でもパーティ制になったことで敵も複数登場し、どの敵から倒すかとか、どの魔法を使って敵を倒していくかみたいな今では当たり前の戦略性が生まれました。
魔法が使えないけど戦士的な感じで体力と攻撃力があるローレシアの王子。
魔法使い的なムーンブルクの王女。
剣でも呪文でも戦えるサマルトリアの王子。
モンスターも複数登場するし魔法も多彩に使ってくるから、雑魚戦でも集中しないと全滅してしまうし、長いダンジョンだとMPの配分を考えないと脱出まで持たなくなる。
いまはこういうの普通ですけど、あらためて思うと国産RPGの原点だなと思います。
理不尽ともいえる難易度の高さ
ドラクエというとゲームバランスが良いと思われがちだけどドラクエ2は結構きびしかった。
序盤からモンスターが強くてちょっと足を伸ばすといきなり全滅することも。
ドラクエ1もそうだったけどレベル上げにちゃんと時間を掛けないとなかなかきついです。
そして情報量の少なさも難易度の高さを物語っています。
特に5つの紋章を探すイベントがめちゃくちゃキツくて、情報収集しまくっても全然見つからない。
結局は友だちと情報交換をしながら見つけていました。
特に太陽の紋章!
これ見つからなくてやめた人、結構多いんじゃないかな。
いやーあそこは分からないっすよまじで。
こういう難易度を上げることでゲームをプレーする時間を稼いでるっていうのもあったのかもしれない。
今のゲームだったら探し物系ってすぐ見つかるけど、ほんとヒント少なかった。
「ロンダルキアの洞窟」の異常なキツさ
それからドラクエ2の難易度の高さを象徴するのが「ロンダルキアの洞窟」
難易度が高いっていうか理不尽な部分もあったと思う。
ロンダルキアの洞窟は落とし穴の多さ、無限ループのマップ、そしてとにかく強い雑魚敵。
さすがにリメイク版では難易度が下がったけれども、ファミコン版のロンダルキアの洞窟まじできつかった。
今のRPGでわざわざノートにマッピングすることなんてないと思うけど、ロンダルキアの洞窟に関しては落とし穴の位置が分からなさ過ぎてノートに書いた人は多いんじゃないかな。
それでですね、この洞窟を抜けて「やったー!」ってなったのも束の間、ザラキを連発してくるブリザードとメガンテを撃ちまくるデビルロードが待っているんですよ。
要はダンジョン抜けたのに即死狙いの雑魚敵がエンカウント。
ぼくとしては洞窟よりも抜けた後のほうがトラウマで、もう運じゃないの?ってぐらいきつかった。
あとラスボスの呪文の…まあ、これはプレーして理不尽さを味わってもらお。
サマルトリアの王子よ
難易度の高さを補助しているのがもしかするとサマルトリアの王子の能力の低さかもしれない。
剣と呪文の両方を使える万能キャラ!と思わせといて、ぶっちゃけ器用貧乏な感じ。
回復呪文や補助呪文はありがたいけれども、とにかく装備できるものが少なくて守備面も不安。
装備できる武器も少ないから攻撃力も不満。
回復呪文を使いたいけど肝心な時に死んでしまって、せめてもう少し体力があれば…って感じのキャラでした。
まあでもそんなキャラだからこそ、みんなの記憶に残っているなって感じ。
そして最高にバランスがいいドラクエ3へ
そんなハチャメチャな要素が多いドラクエ2でしたけど、その後すばらしくバランスの良いドラゴンクエスト3という作品が生まれました。
ドラクエ3まじでゲームバランス良いし、もし3も2ぐらい難易度が理不尽だったらそれ以降のドラゴンクエストに繋がっていなかったかもしれない。
ドラクエ2はリメイク版ではバランス調整されてて遊びやすくなっているし、クリアまでの時間も20時間ぐらい。
まだプレーしたことが無い方は、ぜひ1度はプレーしてみてはいかがでしょうか。