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スプラトゥーンで身につくα世代の「オーガニックリーダーシップ」の話

スプラトゥーン大好きみっきぃです。

スプラトゥーンとは任天堂の4vs4の対戦ゲームで、水鉄砲のようなブキを使いながらインクを塗り広げていく陣取り対戦ゲームのような内容のものです。

この記事を書いているタイミングではスプラトゥーン2が最新となりますが、ブキの数は139種類。
さらにギアと呼ばれる装備を変えることで例えば歩くスピードが上がったり、インクが長持ちしたりなど様々なカスタマイズをすることができます。

4vs4の対戦では味方も敵もランダムで決められるので、誰がどのブキを使っているか分からないし、見知らぬ人だからプレースタイルも異なります。

対戦するたびに発見があって、やめ時が分からない中毒性の高いゲームです。

尾原和啓さんの『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる』から引用

尾原和啓さんの『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる』という本にこんな記載がありました。

α世代には「オーガニックリーダーシップ」があると言われます。
「フォートナイト」や「スプラトゥーン」などのオンラインゲームでは、知らない人たちと1ゲームごとに誰と組んで、誰と戦うかシャッフルされて目的達成を競います。
この場では自分がチームをリードするのか?フォローに回るべきなのか?という瞬時の判断がゲームの成否に大きく関わります。
この判断を小さい頃から濃厚に繰り返すので、リーダーシップが育つというわけです。

『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる』

α世代とは2010年以降に生まれた世代のことです。
そしてオーガニックリーダーシップとは、自然にリーダーシップを身に着けているっていう意味ですね。

スプラトゥーンで身につくオーガニックリーダーシップ

スプラトゥーンでの対戦が始まるとまず両チームのキャラクターが表示されます。

味方4人のブキと敵4人のブキを見極めて、このマップとこのルールであればどのブキがどの位置に来ることが多いかなどを想定して動いていきます。

自分1人で相手4人を無双できれば楽に勝てますけどそう簡単にはいきません。

このメンバーなら自分はどう立ち回ればいいかを考え、最前線に立つ方がいいのかそれともサポートに立つ方がいいのかなどを考えます。

また5分間の戦いの中で守備的に戦うシーンもあれば、攻撃的に進めた方がいいシーンなどもあり、残り数秒で大逆転することもよくあるので最後まで気が抜けません。

数多くのシチュエーション、そしてネットという仮想空間で見知らぬ人とつながり、自分の役割が何かを考えながらゲームを進めていくわけです。

どのようにチームをまとめ、自分の役割を考え、流れの中で方向性を決めて戦う。
それらが詰まった5分という試合を何度も何度も繰り返す。
そうすると自然にチームために動くということが身についてきます。

だから「オーガニックリーダーシップ」が身につくと言われているんだと思います。

α世代だけじゃなくて他の世代もリーダーシップを身につけることができると思う

この本ではα世代の話をしていましたが、ぼくは他の世代でもリーダーシップは身についていくんじゃないかなと思っています。

小さなころからリーダーシップが身につくという意味で「オーガニックリーダーシップ」という言葉を使っているのであれば、ぼくたちファミコン世代の人間が身につくのは「オーガニックリーダーシップ」ではないかもしれないです。

でもスプラトゥーンの先ほど話した戦いの流れを考える技術だったり、試合を重ねて成功体験を積んでいくのって何歳でもできると思うんですよね。

年齢を重ねると反射神経とかは衰えてくるかもしれませんが、場の流れを見ながらの立ち回りを変えることだったり、歳を重ねているからこそ落ち着いて最後まで試合をするっていうのは秀でていると思います。

若い世代には若い世代のリーダーシップがあり、別の世代には別の世代のリーダーシップがあるんじゃないかなと思いました。

今は終身雇用の時代じゃなくなったし、フリーランスで仕事する人も増えたから普段交流がない人と仕事するとか接する機会ってこれからどんどん増えてくると思います。

なのでスプラトゥーンのようないつも環境が変わる中で最善の戦い方を考えるっていうのがクセづいていると、仕事や人間関係の構築でも役に立つのかもしれません。