みっきぃ(@iwtpg)です。
この記事はロックマンの11作目「ロックマン11 運命の歯車!!」についてのレビューです。
ロックマンと言えばファミコン時代から続く定番の横スクロールアクションゲーム。
今でも旧作をプレーしたら十分楽しめますし、それぐらい出来の良いアクションゲームです。
きっとカプコンが存在し続ける限り新作が出るんだろうなあってw
11作目のロックマン11は3Dグラフィックになっていますけど、操作感覚的にはファミコン版をプレーしているようにサクサク。
アナログスティックを使った瞬時の武器切り替えや、ダブルギアシステムっていう追加要素も入っていて、いままでロックマンをプレーしたことがない人にもプレーしてほしいっていう意図を感じました。
歴代ロックマンをプレーしているぼくはアクション慣れしていてクリアまで8時間程度と短めです。
ボリュームの少なさは他の人も言っているようですが、チャレンジモードや難易度を上げるなどすれば長々と遊ぶこともできます。
ロックマンをプレーしたことがない人でも、横スクロールアクションっていうのはシンプルで面白いジャンルだからぜひ遊んでほしいですね。
「ロックマン11 運命の歯車!!」について
- タイトル:ロックマン11 運命の歯車!!
- 発売日:2018年10月4日
- ジャンル:横スクロールアクション
- 難易度:普通~難しめ(アイテム購入という救済処置がある。使わなければかなり難しい)
- クリア時間:10時間以内(アクションが得意かによる。追加要素も含めるとひたすら遊べる)
- こんな人にお勧め:ロックマン好き、横スクロールアクション好き、ファミコン世代
ロックマンはファミコンの初期からある横スクロールアクションゲームです。
いわゆるスーパーマリオのように右に右に進んでいくタイプのゲームなんですが、ロックマンの面白いところが倒したボスの武器を使えるようになるところなんです。
今作で言うとブロックマンというその名の通りブロックを使ってくる攻撃をしてくるボスを倒すと、ロックマンがブロックを降らせる武器を使えるようになります。
ヒューズマンを倒すと雷属性の電気弾を発射することができるようになります。
ロックマンは毎回8体のボスが居て、そのボスを倒した武器を使いながら進んでいくゲームなんですけど、使える武器が毎作品ごとに違うからプレーしていて飽きないんですよね。
そしてその武器を使って毎回恒例のボス「Dr.ワイリー」が用意したワイリーステージを攻略していくわけです。
ダブルギアシステム
悪の科学者Dr.ワイリーが禁断の研究を完成させ、再び平和なロボット社会に襲い掛かる!
https://www.capcom.co.jp/rockman11/
彼が完成させたのは「ダブルギアシステム」。
ロボットの能力を飛躍的にアップさせる装置だが、あまりの高性能ゆえの危険性から研究は凍結され、
ライト博士とワイリーの対立の発端となった因縁のあるシステムでもあった。
ライト博士は事態に対抗するため、かつてワイリーが作り上げた「ダブルギアシステム」の試作機をロックマンに組み込む決断をする。
果たしてロックマンはDr.ワイリーの野望を食い止める事が出来るのだろうか!?
今作はワイリーが過去に作った「ダブルギアシステム」というのが特徴になってます。
ダブルギアシステムには「パワーギア」と「スピードギア」の2つがあり、パワーギアを使えば強化された武器が使え、スピードギアを使えばロックマンが高速化(周りがスローになる)するという新しいシステムです。
おもしろいのがダブルギアシステムはボスたちも使ってきて、これがボス戦の面白さにつながっています。
例えば途中からパワーギアで攻撃が強化されて避けるのが大変になったり、スピードギアを使ってきてこっちもスピードギアを使わないとかわし切れない攻撃になったり。
ボス戦の攻撃パターンが豊富になって、その動きを見切ること自体がめちゃくちゃ楽しいです。
これは過去のロックマンにはない要素ですね。
強化パーツ
ロックマン11ではマップにあるネジを集めることでロックマンを強くする装備「強化パーツ」を装着できます。
例えば氷の床で滑りにくくなるとか、自動でチャージショットを溜めてくれるとか。
それと消耗品であるE缶といった回復アイテムもネジで集めることができます。
ネジを集めて装備を整えることで難易度はぐっと下がりますが、あえて強化パーツなしプレーをするのもロックマン11の楽しみ方だなと思います。
特に全回復するE缶は数持ってたらなんとでもボスを倒せるようになるのでw
4段階の難易度選択
ロックマン11は4段階の難易度があります。
- NEW COMER→初心者向け
- ADVANCED→久しぶりのプレイヤー向け
- ORIGINAL SPEC→ロックマンの標準
- EXPERT→むずすぎw
ぼくはオリジナルスペックでプレーしましたが、アクションゲーム好きならちょうどいいぐらいか、少し難しいかなって感じる内容でした。
ロックマン11は過去のロックマンと比べてステージが長くて、ボスにたどり着くまで結構集中力が必要になります。
それとロックマンに限らないんですけど横スクロールアクションは「覚えゲー」な要素があって、このタイミングでこの敵が出てくるからこの武器で突破しようみたいなのを覚えていく感じなんです。
オリジナルスペックだと敵がちょうどいい具合に多く、その覚えてステージを進めていくっていう快感を楽しめます。
難しいなと思ったら下げればいいですしね。
クリア後に上のレベルを楽しむとかで何週もしてもいいと思います。
アクションゲームは成長する自分を楽しむものですし。
ボスのキャラクター性がおもしろい
過去のロックマンと比べてボスの動きが特徴的だなと感じました。
例えばラバーマンなんかは全身がゴムでできている感じで、フィールド内をぼよよんと跳ね回る感じ。
どのボスも動きが変っていて、ぼくはトーチマンの肉弾戦みたいな攻撃をよけるのがめっちゃ好きなんですよね。
それとロックマンも含めて声優がついていて、ボスのセリフも聞いてて楽しいです。
ちなみにロックマンが死ぬときは「あー!あー!あー!」って言うんですけど、ぼくが死にすぎて嫁が「あー!あー!あー!」のモノマネがめっちゃ上手くなりました。
ボリュームが少ないかな
ロックマン11でちょっと物足りなかったのが全体のボリューム。
ボス8体を倒した後はロックマン恒例のワイリーステージに入ります。
これはワイリーが用意したさらに特殊なボスと戦うステージなんですけど、今まで手に入れた武器を駆使しながら進んでいくところに面白さがあります。
このザコの集中攻撃がきついからこの武器を使って突破して、ここはロックバスターが届きづらいからこっちの武器を使おうみたいな。
何度も死にながらそれを模索していくのが楽しいんですよね。
でも今作のワイリーステージはクリアまで結構サクサク進んでしまって「あれ?もう終わり?」みたいなボリューム。
ボス8体のステージと難易度がそこまで大きく変わらなくて、ワイリーステージに進むまでには自分も成長してるから結構あっけなくクリアしてしまいました。
まとめ
ロックマン11は難易度調整もプレイヤー側でしやすく、ボスや武器も個性的で楽しいです。
ストーリーモードにもう少しボリュームがあれば満点って感じでした。
アナログスティックを使った武器切り替えもサクサクでき、ダブルギアシステムも操作していて楽しい。
なので例えば追加コンテンツでロックマン以外のキャラでもう1周、2周させるぐらいあってもいいのかなあとは思います。
ただ今までロックマンをプレーしたことない人にも遊んでほしいという開発側の気持ちも感じました。
今は旧作のファミコン版もPS4やNintendo Switchでプレーできますんで、ぜひロックマンをプレーしたことない方は11を経由しつつ過去作も楽しんでほしいなと思います。
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