サッカー漫画『ブルーロック』に運のカラクリについて話している回があります。
第87話「LUCK」の話です。
サッカーを見ていると運としか思えないゴールが生まれることがあります。
物凄くいい位置にこぼれ球が来てのゴールとかがそれです。
運が生み出したゴールだけど、ブルーロックで絵心甚八が運のカラクリについて語るシーンがあるんですよ。
絵心は「ハトにフンを落とされたことはあるか?」という話をします。
落とされた後に見上げたら電線にハトがいっぱい居た。
フンを落とされたことは不運かもだけど避けられたよねっていう話。
絵心はこう言います。
“運”は
ブルーロック 11
どこにでも存在するものじゃなく
「落ちる場所にいる者にしか
舞い降りない」
そして、運をただ待ってるだけのやつはチャンスを百発百中で無駄にするっていう話もします。
そりゃそうだよな
ブルーロック 11
“偶然”に対する心構えができてないんだから
“運”は振ってきてから考えたってもう遅いんだ
その出現を想定して準備し
いつそれが来ても掴み取れるように己を高め
その機会が落ちてくる場所を見極めて待つ…
この話をする前に、運良くボールが転がってきてゴールを決めるシーンがあるんですね。
それは単にボールがこぼれて来ただけの話じゃなくて、シュートを狙える位置にポジショニングした上でそこにこぼれる偶然を待ったからこそのゴールだっていう話をしています。
偶然に頼るしかない状況ってあるけれども、その偶然が生まれることを信じて行動しておくことが大事。
その心構えこそが運を掴む能力ってこと。
サッカーに限らずなんでもそうよなあ。
必要な場所で待ち、その偶然を掴む能力も準備して身に着けておく。
そこまでやって運を味方にできるっていう話。
それが運のカラクリ。
絵心さんの話ほんとどれも面白いよね。