このサイトはプロモーションを含みます

【FFT】アルガスの「家畜に神はいないッ!!」というセリフについてあらためて考えてみると

ファイナルファンタジータクティクス、通称FFTの有名なセリフ「家畜に神はいないッ!!」。

販売から25年が経ったということもあって、ぼく自身も考え方が大人になったというかこのセリフについて見方が当時とは変わったと思ったので言葉にしてみました。

ファイナルファンタジータクティクスとは

ファイナルファンタジータクティクス(通称FFT)はプレイステーションで販売されたシミュレーションRPGです。
元々スーパーファミコンに「タクティクスオウガ」という名作ゲームがあって、そのタクティクスオウガを作った松野泰巳さんがファイナルファンタジーの世界観で作ったシミュレーションRPGになります。

タクティクスオウガは人種による差別や対立を描いたストーリーで、FFTは階級や身分による差別や対立を描いたストーリー。

ゲームシステム自体も面白いんですけど、人間同士のいやらしさやエゴイスティックな部分が描かれたストーリーにハマってしまうんですよね。
話の深み、人と人との関係の深みが面白いといいますか。

「家畜に神はいないッ!!」

主人公のラムザはベオルブ家っていう名門貴族出身。
平民出身ではあるけれども親友のディリータと共に、貴族へのクーデターを目論む「骸旅団」を鎮圧しに行きます。

その道中で没落貴族出身の騎士見習いアルガスと出会って共に骸旅団討伐を目指します。
アルガスがその骸旅団の女剣士ミルウーダに言ったのがこのセリフです。

剣士アルガス
「同じ人間だと?フン、汚らわしいッ!
生まれた瞬間からおまえたちはオレたち貴族に尽くさねばならない!
生まれた瞬間からおまえたちはオレたち貴族の家畜なんだッ!!」


剣士ミルウーダ
「誰が決めたッ!?
そんな理不尽なこと、誰が決めたッ!」


剣士アルガス
「それは天の意志だ!」


剣士ミルウーダ
「天の意志?神がそのようなことを宣うものか!
神の前では何人たりとも平等のはず!
神はそのようなことをお許しにはならない!
なるはずがないッ!」


剣士アルガス
「家畜に神はいないッ!!」

ファイナルファンタジータクティクスより

25年前にこのセリフを見たときはなんてエグいやつなんだと思ったんですけど、その後に出たPSP版ではこんなセリフも追加されてるんですよね。

「かけなしの報酬でこき使われる気持ちがわかるかッ!!
平民にもバカにされそれでも
必死に這い上がろうとする気持ちがお前にわかるかッ!!」

ファイナルファンタジータクティクスより

あらためてアルガスの背景を見てみると没落貴族として他の貴族からは蔑まれているし、平民からもバカにされてきました。
FFTは階級による差別の話が主体になってるけど、アルガスはその差別にずっと苦しめられてきたんだろうなあと。

ラムザとディリータと合流する前には骸旅団に仲間を全滅させられているし、生き残ったのは自分一人の中で相手の幹部と対峙。

「生まれた瞬間からおまえたちはオレたち貴族の家畜なんだ」って使う単語がひどすぎるけど、今まで体験してきた自分の辛さだったり、仲間を奪われた恨みもあってこれだけの言葉をぶつけてしまったんだろうなと。
ミルウーダの心を折りたいって気持ちもあったかもしれない。

ただ、付き合いの短いラムザやディリータはアルガスの心理なんて読み取れないだろうし、せめて単語の選び方が違っていたら…って感じもします。

他のセリフも25年経った今あらためて読んでみたら受け取り方が変わってくるかも。

ひさびさにFFTやりたいなー。
アプリ版か、PSP版か。
PSプラスで配信してくれたらいいのになー。