「勇者ああああ」というゲーム番組があったんですけど、その最終回でお笑い芸人のGAG宮戸洋行さんが「シドマイヤーズ シヴィライゼーションVI」というゲームを紹介していました。
このゲーム、単に戦争するゲームではなく他国との交流だったりも絡めながら技術競争での勝利だったり、文化的な勝利だったりがあるということで、歴史を学ぶ機会になるということでゲーム条例で話題の香川県に流行ってほしいみたいな感じでお話してたんですよ。
香川県のネット・ゲーム規制条例、きょうから 2020年04月01日
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2004/01/news083.html
ゲーム条例についての話はさておき、ゲームで学べることはぼくも多いと普段から思っていますし、そういえばシヴィライゼーションは前に買ったまま積みゲーになってたわと思って、この機会に始めてみたわけです。
たぶんシヴィラーゼションを初プレーした人ならこの感じ分かると思うんですけど
「うーん、チュートリアルからよく分からん…」
「もしかしてこう?あ、こういうことか」
「こうやったらもっと上手く行くんちゃうん」
「つまりこういうことかー」
「もう1ターン…」
みたいな感じで、用語だったり要素が多くて戸惑うんですけど「分かってくる」っていう知識欲と共にグイグイ引き込まれちゃうんですよね。
さすが、世界的に人気のゲーム。
単におもしろいってだけじゃなくて、自分に経験値が溜まっていく感じがたまらないですねこれ。
シヴィライゼーションは人類の成長を感じるゲーム
宮戸さんがなぜシヴィライゼーションを香川県の方々にお勧めしたかっていうと、シヴィライゼーションを通じて宮戸さん自身がいろんなことを学んだからだと思うんですよね。
一般的に国vs国のターン制ストラテジーゲームは戦争がメインになります。
でもこのシヴィラーゼーションは街の発展、技術開発、さらには宗教だったり文化だったりも育てながら国を大きくしていくみたいな。
いわゆる「文明」を育てるみたいなところがワクワクするし、勉強になるんですよね。
まず都市を作るにしても周りの資源を考えながら場所を決めなくてはダメですし、戦争をしたくなくても他国から攻められることも考慮して兵士を配置しないとだめ。
例えば資源獲得のために「畜産」の技術を開発しますよね。
次は「弓術」っていう遠距離攻撃ができる弓兵が開発できるようになります。
要は畜産で動物を飼いならす際に弓っていう技術が生まれやすくなったみたいな感じだと思うんです。
他にも「通貨」の技術が完成したら銀行が生まれたりとか、古代から現代まで技術や文化が繋がっていく感じがおもしろいんですよね。
「次なにをすればいいか分からん」→「こうすればいいのか!」の連続
シヴィライゼーションなんですけど、とにかく要素が多いんです。
さらに要素が多いだけじゃなくて選択肢が多くて、でもやればやるほど自分にあった形っていうのが見えてくるんですよね。
ぼくもまだシヴィライゼーション6をはじめたばっかりなんですけど、とりあえず生産系を良くしていこうと思ったら都市の周りにいる蛮族が強くて先に進めなくて、これは戦力を強くしていかなあかんのかと気づいたり。
斥候っていう周辺の地形を見回りやすいユニットがいるんですけど、これを使えば次の都市を立てる場所を見つけやすくなったり。
都市はまわりの資源が重要で、資源が少ない場所だと新しいユニットや施設を作るのが遅くなるから都市の場所決めめっちゃ重要って分かったり。
「もう1ターン!」って気持ちと同時に「ちょっともっかい最初からやり直そうかな」みたいな感じで、毎日最初からやり直しながらコツをつかもうとしています。
まじで止まらんなーシヴィライゼーション。
「全てを忘れてゲームに没頭したい!」を叶えるゲーム
年齢を重ねるとーって話をするとちょっと寂しくなりますけど、子どもの頃って何もかも忘れて目の前のゲームに没頭して楽しんでましたよね。
最近はクリアの効率を考えながらやったりとか、プレーしたいゲームが増えたっていうのもあってなかなか1本のゲームに没頭するのって減っちゃいました。
でもこのシヴィライゼーションはそんな昔のゲームに没頭した感覚を思い出させてくれるゲームだなって思います。
歴史の流れを感じられるから勉強になるっていうのももちろんあるんですけど、このゲームは
- 好奇心がそそられる
- 新しいことを何度も試しながらその結果を楽しむことができる
- 小さな成功体験がちりばめられてる
っていうところが「あと1ターン」ってなっちゃう中毒性を生み出しているのかなと思います。
新しいテクノロジー、新しい土地、新しい国。
どんな風に文明を育て、どんな風に他国とかかわっていくのか。
試せばすぐに結果が出て、それが上手く行くこともあれば失敗することもあるけど、それを元にまた次のことを試す。
すると新しい成功体験が生まれる。
そのループこそが「あと1ターン」を生み出す要因なのかなと思います。
まだ始めたばかりのゲームなのに語りたくなるのすごいなー。
もっとプレーしたらもっと語りたくなるんやろうなー。
今日もシヴィライゼーションやろっと。
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