今回はFIFA21のフォーメーション「5-3-2」のカスタム戦術や選手への指示の紹介です。
FIFAプロプレイヤーの設定を参考にしています。
実際にぼくが使ってみたときの感想だったり、使う時のポイントなんかも合わせて紹介していきます。
5-3-2と言えばJ2リーグで一時期流行ったフォーメーションです。
最終ライン5枚で守備を安定させつつ、中央に人数を集めることで中央突破を防ぎながら、ボールを奪ったら2トップで得点を狙いに行きます。
FIFA21でも5バック+3センターハーフのおかげで守備が安定しやすいし、2トップにドリブルが上手くてスピードがあるタイプを置けば2トップだけで得点を狙いにいけます。
- 中央突破で点を狙いに行きたい。
- 4バックだと守備に不安。中央にフリーの選手が生まれて失点することが多い
といった方にお勧めです。
逆に
- ウイングの選手(サイドの高い位置に選手)がいないと戦いにくい
- 5バックだと前の人数が少なくて攻めにくい
っていう方は使いづらいかもしれません。
が、後ろの人数が多いので後ろから上がってきた選手がフリーになりやすいっていう攻撃面でのメリットもあります。
慣れるとおもしろいので、一度試して欲しいです。
では5-3-2の戦い方について紹介していきます。
Contents
「5-3-2」のカスタム戦術や選手への指示
まずはじめに「5-3-2」のカスタム戦術や選手への指示を紹介します。
海外FIFAプロプレイヤーの戦術を参考にしていますが、アレンジのやり方も紹介します。
- 守備スタイル→バランス
- 幅→■■■■□□□□□□
- 深→■■■■■□□□□□
- 攻撃のスタイル→バランス
- 幅→■■■■■■□□□□
- PA→■■■■■■■□□□
- CK→■■■■□□□□□□
- FK→■■■■□□□□□□
- GK→クロス対応
- WB→攻撃参加、オーバーラップ
- LCM→攻撃時に上がらない、中央をカバー
- CM→前に行く、中央をカバー
- RCM→中央をカバー
- ST→中央に留まる
守備スタイルも攻撃スタイルも「バランス」で、オーソドックスな戦い方やりやすいです。
幅や深さもよくあるパターンですね。
キーパーへの指示はクロス対応が今作では有効とされてます。
WBは攻撃参加にしておかないと、サイドハーフやウイングがいないフォーメーションなのでサイド攻撃がかなり弱くなってしまいます。
「オーバーラップ」は「上がってくるときは大外に走ってくれ」っていう意味ですので、これをやっておかないとサイドバックが内側に入ってくることもあるので「オーバーラップ」がお勧めでです。
この布陣はLCMが守備的、CMとRCMが攻撃的というスタイルです。
要は左にいるCMは後ろで下がりつつ、中央と右側のCMの右肩上がりで攻め上がりをしたいっていうイメージです。
バランス型がいい人は中央のCMを「攻撃時に上がらない」にして左右のCMでバランスよく攻めるのもいいと思います。
STは「中央に留まる」で常にお互いの距離を近づけ、2枚で一気にカウンターにいけるとベストです。
カウンターで縦突破できなくてもボールキープできれば、CMやWBの上がりを待ちながら攻撃に厚みを作れます。
ここからは守備と攻撃の両面をもう少し具体的に紹介していきます。
5-3-2の守備について
まずは5-3-2の守備についてお話していきます。
5バック+3CMの守備
5-3-2はいわゆる「3センターバック」と呼ばれる最終ラインです。
FIFAでの失点パターンで多いのが、左右にパスを振られたときにマークがずれてしまい、ゴール前の中央部分でフリーの選手が生まれてしまうこと。
3センターバックは中の人数が多いのでそういうフリーの選手が生まれにくいというメリットがあります。
そしてCM、いわゆる守備に参加するミッドフィルダーが3枚いるということで中央の人数が多いです。
中央がスカスカっとなって失点する人には使いやすいフォーメーションです。
4-4-2守備との違い
現代サッカーでは4-4-2が守備の基本となることが多く、攻撃時は4-3-3でもボール非保持のときは4-4-2に可変するチームが多いです。
ただFIFA21に関してはどうもサイドハーフの守備の戻りが悪く、守備に参加するのが4バック+2ボランチの6枚になりがち。
なのでカーソル移動で無理やりサイドハーフを守備位置に戻らせたりするんですよね。
でも5-3-2の場合は3CMが守備に戻りやすい。
たぶんRMやLMよりも守備に戻りやすい仕様になってるんじゃないかなと思います。
だから中盤の守備も安定しやすいです。
3CMで縦パスを切れ
CMの守備の基本ではありますけれども、相手がボールを持った時にFWへの縦パスのコースをしっかり切っていると守備が安定します。
CM3枚なので相手が1トップでも2トップでも枚数は足りますし、仮に通ってしまってもCMとセンターバックで挟むように囲んでボール奪取できます。
縦パス切りばかりだと相手が縦パス出さないようになってしまうので、いかにも縦パスが通るかのような隙を見せるのがぼくは好きです。
FWにパスが通ったと見せかけてすぐ挟んで奪ってしまう感じ。
3CMの選び方
CMはRCMに攻撃的な選手を入れておくと攻撃に厚みがでます。
LCMは守備的な設定にしているので守備的な選手を置きます。
ただ攻撃的な選手、つまり守備意識の低い選手だと守備の戻りが悪くなったりします。
このCMのチョイスで攻撃的になったり守備的になったりするので、選ぶ楽しみがありますね。
最終ラインのチョイス
ぼくの場合、4-4-2のスカッドをダイナミック戦術で試合中に可変させて5-3-2に変えています。
なので最終ラインは左から
- LB、CB、CB、RB、RM
の並びにしています。
3センターバックだけ見ると「CB、CB、RB」ですね。
FIFAはPAC(スピードの値)が重要視されているので、センターバックにサイドバックの選手を置くのはよくあるパターンで、この布陣でもRBを入れています。
※ちなみにぼくはウォーカーを入れています。センターバックもできるタイプで守備が硬いです。
右WBはRMの選手を入れているので守備面は弱めにはなりますけど、右CMに攻撃的な選手を入れているので右攻めが多いってことで攻撃的な選手を入れています。
5-3-2の攻撃について
次に5-3-2の攻撃についてです。
2トップ+CMやWBの上りで攻撃の厚みを作る
5-3-2は5枚+3枚の守備で守ってからの2トップを活かす攻撃が強いです。
2トップを使ったワンツーだけでシュートまで行ければ守備が素晴らしく安定しますけど、まあ2トップだけで常にチャンスっていうのは難しいと思います。
そういう場合はCMの上りであったり、WBの上りを使いながら攻撃に厚みを作っていきます。
特にWBに攻撃的な選手を置くと、ドフリーでサイドを上がってくれることが多くなります。
そうなるとペナルティエリア付近でサイドで1vs1のシーンを作れるケースが多くなり、この1vs1の練習をしておくと得点率が大きくアップします。
このWBの上がりは2トップのキープ力がポイントになりますね。
2トップに素早く当てる
ぼくがよくやるのが5バック+3CMでボールを奪った後、「R1+×」で出せる速いスピードのグラウンダーパスを使って2トップに当てる方法。
普通の×ボタンショートパスと違い、かなりのスピードでSTにボールを出すことができます。
ST2枚だとどちらかのパスコースが開いていることが多くて、このR1+×だとSTに当てやすいです。
素早くSTに当てるのでボールロストすることがありますけど、素早く出すってことは後ろの守備陣が守備体系を整えたままなのでロストしてもそこまでリスクないんですよね。
なおかつ、相手が奪いにきてもゲーゲンプレス的にボール奪取後のボールをプレスでまたかっさらえば、カウンターのカウンターっていう相手にとって嫌な形が生まれます。
緩急をつけながら素早く当てたり、後ろでビルドアップをしたりで揺さぶるとおもしろいです。
WBの選手がフリーになりやすいのでサイドのドリブル突破技術を磨く
先ほども書いたんですけど、5-3-2だとWBの選手がフリーで浮きやすいです。
スピードのある選手を置けばそのままサイドを駆け上がれるし、ペナルティエリア付近で有効なスキルムーブの練習をしておくと脅威になります。
ぼくはシュートフェイント系「□→×」が好きで、理由はドリブルに緩急が生まれるから。
サイドを駆け上がってきて□→×を出すだけでピタッと動きが止まって相手はついてこれなくなるし、クロスを撃つフェイントから流れるように方向転換してペナ内に切り込んでいける。
□→×は慣れると入力ミスがほとんど無いのでぼくは愛用しています。
カウンターか、ポゼッションか
5-3-2はカウンターでもポゼッションでも両方バランスよく使えます。
カウンター時は5バック3CMの8枚でしっかりブロックを作り、ボールを奪ったら2トップに当てて素早く縦に突破します。
もしCMが縦パスをカットしたら、2トップをトリガーランやクリエイティブランで裏に走らせて裏へのパスを匂わせながら縦に突破していきます。
- トリガーラン→走らせたい選手に向かって左スティックを倒し、L1ボタンを押す
- クリエイティブラン→トリガーランを発動させた後に右スティックをフリックで方向を決める
ポゼッションの場合は5バックという後ろの人数の多さを利用しながらボール保持してビルドアップします。
最終ラインでボールを回しながら徐々にラインを押し上げていき、センターバックやCMからの縦パスで2トップに当てます。
この時、ボールを握り続けたいならゆっくり回して隙が生まれたときだけ縦パスを入れればいいし、ビルドアップから一気に崩したいなら突然2トップに当てて意表を突く感じでも面白いです。
意表を突く形の場合、ボールロストする場合もありますが2トップやCMですぐプレスをかけて、もし高い位置で奪うことができたらカウンターのカウンターで仕留めやすくなります。
最後に
というわけでFIFA21での5-3-2の戦い方を説明しました。
FIFA21では4バックを使うチームだったり、3トップを使うチームが多いので最初は戸惑うかもしれませんが、5バックの守備の安定感だったり、2トップを活かしながらのCMやWBの後ろからの飛び出しを使った攻撃はなかなか楽しいです。
FIFA21は試合中にダイレクト戦術でフォーメーションを変えることができるので、後半にいきなり5-3-2にして相手のリズムを崩しちゃうっていうのも面白いです。
特にWBがフリーで上がっていく感じめちゃくちゃ気持ちいいので。
FIFAはフォーメーションやカスタム戦術を変えることでチームスタイルがめちゃくちゃ変わるので、他のフォーメーションもこれから紹介していきたいなと思います。
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