FIFAのオンライン対戦「ディビジョンライバルズ」は10段階のディビジョンに分かれていて、同レベルの相手と戦うようなシステムになっています。
ディビジョン10が一番弱いレベル帯で、そこで勝率が良いとディビジョンに9に上がるみたいな流れです。
プレーしている人なら分かると思うんですけど、同じディビジョンでも物凄く課金されたであろうスカッドに出会ったり、逆に選手獲得にこだわってないの?みたいな弱めの選手のスカッドに当たることもあります。
でも同一のディビジョンだから「スカッド+プレー技術」で同じぐらいの力の差になるはずなんですね。
つまり、同じディビジョンなら強いスカッドを使っている人ってプレー技術に劣るケースが多いんです。
だからぼくは逆に弱いスカッドの対戦相手の方が警戒することが多いですw
ここで本題に入りますが「あえて無課金で腕を磨くという選択」はどうだろうかという提案です。
具体的に話をまとめてみますね。
Contents
強い選手を使ってしまうとキャラ差で押し切ってしまいがちになる
自分の方が良いスカッドで戦った場合に気付くんですけど、強い選手のキャラクターの差で押し切ってしまうことがあるんですね。
例えばサイドでマッチアップした時にスピードの差でぶっちぎってしまうとか。
FWとCBがマッチアップした時に、CBの脚の遅さやタックル能力の低さを突いてドリブルで剥がしてしまうとか。
GKの能力が低かったらコントロールショットで遠目からゴールを狙ってしまうとか。
でもそんなキャラ差で勝つ戦い方って、もし同じレベルの選手とマッチアップしたときに通用しなくなってしまいます。
それだったら相手と劣る選手を使ってでも、プレー技術を磨いてマッチアップを勝てるようにしたほうが将来的に勝てるようになるよねっていう話です。
目先の勝利ではなく、1試合ごとの成長を考える
弱めのスカッドを使うとやっぱり勝ちにくいです。
相手FWの能力が高いとシンプルな裏へのパスでCBが競り負けたりします。
でも、じゃあ劣るCBでも対応するにはどうすればいいのかを考えます。
例えば裏へのパスが出そうだなと気付いた時点でボランチがパスコースを切るとか、そのFWと競り合うCBに操作を切り替えてボールをカットしてしまうとか。
そういう工夫って自分のプレー技術の成長につながりますし、守備についてはAI任せにせずに選手切り替えを巧みに行うことでカバーできたりします。
FWがなかなか突破できないときはパスでの連携を見直したり、サイドを使って相手の守備の間を広げたりするなど、キャラ差で押し込まないからこそ新しい選択肢を試さないとダメになるし、新しい選択肢を考えること自体が自分の成長につながるんですよね。
強い選手を使えば勝ちやすくなるけど、負けてでも自分の可能性を広げていった方が後々に勝ちやすくなりますよね。
無課金スカッドの考え方
無課金のスカッドの考え方ですが、基本的には課金時と変わらないです。
ただ無課金で自由に選手を獲得しにくい分、同一リーグでケミストリーを高めやすくした方が選手を選びやすいかなと思っています。
プレミアリーグは良い選手が多いですし、ブンデスリーガは低価格で良い選手が多いです。
あと決定力のあるFWは獲得しておかないと、どんなに相手を崩してもシュートだけ外れるというパターンになりがち。
選手相場は徐々に下がってくるので、少しずつ強化していく感じでいきましょう。
Jリーグによくある展開
Jリーグでよくある話なんですけど、選手層に劣るチームが戦術的に上回って選手層の厚いチームより良いサッカーをすることがあるんですよ。
こういうのを見てると無課金で腕を磨く話にちょっと似ているなと感じます。
決定力のある外国人FWがいるチームなんかだと、その選手にボールを集めてゴールを奪いきるみたいなシーンがあります。
でも選手層の薄いチームだとそれができないから、連携だったり得点パターンを増やすことで再現性のあるゴールシーンを増やしていきます。
それを繰り返すことでチームとして熟成してきて、シーズンが終わったときに良い順位にいることもあるんですよね。
1vs1で勝ち切る
無課金で腕を磨くときにぼくが気を付けていることは「1vs1で勝ち切る」という点です。
いまは「デュエル」って言葉のほうが分かりやすいかもしれないです。
サッカーってやっぱり根本の基本は1vs1ですし、例えば右ウイングと相手右サイドバックのマッチアップで勝率が高まったら一気にそこから相手の守備を崩すことができます。
ボランチだって1vs1が強ければゴール前に入られる前に早めに止めることができますし、FWとCBのマッチアップは得点に直結するからとにかく経験して勝てるようになった方がいいです。
1vs1のドリブルでのマッチアップ。
1vs1の守備でのマッチアップ。
1vs1のゴール前での駆け引き。
連携で崩す、連携で止めるのも大事なんですけどプレー技術を磨くなら1vs1の技術を磨くことが大事だなとFIFAをプレーするたびに感じています。
能力差で劣っていても勝ち切る力は、いずれ課金した時の底力になる
無課金で腕を磨くことの最終的な目的は、将来的に課金した時の底力になるからです。
最初にも書いた通りキャラ差で押し込む戦い方を続けていると、相手にキャラ差で上回られたときだったり同等のスカッドと当たったときに押し負けてしまいます。
そんな時、無課金で腕を磨いていると工夫だったり試合中のアイデアが浮かんできて、劣勢を跳ね返す底力につながるんですよね。
あと試合前に強いスカッドと当たっても気圧されないとか、ビビらなくなるのも大きいかも。
ぼく自身、格ゲー全盛期の人間なので課金でキャラクターを強化するみたいなのに馴染んでなくて、自分のプレー技術だったり戦略やメンタル面で上回って勝つのが楽しいと思えるタイプなんですよね。
だからこういう考え方で日々FIFAの対戦をやっています。
やっぱり負けるのは悔しいし、目先の勝利に飛び込みたくはなるけれども、負けてでもそれを糧にして腕を磨き続けることが未来の勝利に繋がると思います。