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【FIFA19】「ダイナミック戦術」でシステムを可変させるメリットとデメリット

みっきぃです。
FIFA19から採用された「ダイナミック戦術」というシステムと、試合中にシステム(フォーメーション)を可変させることについてのお話です。

システム可変は現代サッカーでは主流になってきていて、ボール保持時(攻撃時)とボール非保持時(守備時)で2つのシステムを使うことが多くなっています。
なのでサッカー好きにしてみればダイナミック戦術が導入されたのはめっちゃ嬉しいことなんじゃないでしょうか。

そもそもなぜシステムを可変させるのか

そもそも、なぜシステムを可変させるのでしょうか?
それはボール保持時とボール非保持時で有効なシステムが異なる場合、可変させてしまったほうが効率が良くなるからです。

よくあるシステム可変が

  • ボール保持時(攻撃時)⇒3-2-5
  • ボール非保持時(守備時)⇒4-4-2

です。
守備って4-4-2のゾーンディフェンスがバランス良いのですが、攻撃時はピッチを縦に5つに分けた5レーンで攻めるというのが現代サッカーでは主流になっています。

5レーンと言うのは奇数ですよね。
なので4-4-2は前の人数が偶数になっちゃうので、この5レーン理論を当てはめ辛いんですね。
なのでボールを奪ったらシステムを可変させて、前が5枚になるように可変しちゃうのです。

システム可変のデメリット

システム可変のメリットは上にも書いたとおり、ボール保持時とボール非保持時でのそれぞれで有効なシステムを敷けることです。
でもシステム可変にはデメリットもあります。

可変までに時間がかかる

システム可変は各選手のポジションが変わるまでに移動する時間がかかります。
つまりボールを奪ってすぐに攻撃に移ろうとしても、可変するまで待ってると攻撃のチャンスがつぶれるときもあるのです。

ボールを奪って一気にカウンターで仕掛けるチームは可変させずに一気に仕掛けることがあります。

可変がスムーズに行かないと隙を突かれる

システム可変は攻撃と守備で有効なシステムに代えれるところがメリットですけど、スムーズに切り替えできないと例えばボールを奪われた後に守備に隙を見せることになります。
「ボールを奪われた直後の数秒にプレスに行く」のはこの可変の時間を稼ぐためでもありますね。

選手の適正を考えたときに可変すると戦い辛くなる

システムを可変させるっていうことは選手のポジションを動かすということです。

なので守備的な選手を攻撃的な場所に移動させることもありますし、その逆もあります。

となるとある程度、能力が高かったりとか、可変に向いた選手を集める必要が出てきます。

あえてシステム可変させない戦い方

システム可変はメリットともにデメリットがあります。
なのでデメリットを無くすために、あえて可変させないという考え方も一つのやり方です。

例えば攻撃時に3-2-5にするのであれば、守備時も3バックのままの3-4-3にしたほうが攻守の切り替えがスムーズです。

また、守備時の形を重視するならボール保持時とボール非保持時も4-4-2のまま行くというのも一つの考え方です。
4-4-2でしっかりブロックを作って、奪ったら素早くFWに当ててロングカウンターなら可変するよりスムーズに戦えます。

システム可変はかっこいいし、上手く使えば強いですけどデメリットもありますし慣れも必要です。

「ダイナミック戦術」を使うにしても、同じシステムのままで攻撃的な戦い方や守備的な戦い方などに代えることも可能ですので、それだけ設定するのもいいと思います。

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